「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」は2日、沖縄アリーナで17-32位決定戦が行われ、日本はカーボベルデと対戦。80-71で勝利し、アジア最上位チームに与えられるパリ五輪出場権を獲得した。
◆【実際の映像】バスケ日本代表、48年ぶりの自力五輪行き確定の瞬間 “歓喜のロッカールーム”で喜び大爆発
■カーボベルデ相手に中盤に突き放す
勝てばパリ五輪行きが決まる勝負の大一番、日本はカーボベルデ相手に第1クオーターを17-19とリードを許す立ち上がりに。それでも、第2、3クオーターをそれぞれ33-18、23-18で突き放し、カーボベルデの反撃を受けた第4クオーターもリードを守り切った。
フィンランド戦、ベネズエラ戦に続き、今大会3勝目を挙げた日本は、アジア最上位を確定させ、48年ぶりとなる自力での五輪行きを決めた。
この勝利にはFIBA(国際バスケットボール連盟)の公式Xも賛辞。「沖縄での忘れられない夜」とつづり、「おめでとう日本!」と祝福を送っている。
また、試合後のロッカールームの動画も公開され、歓喜に沸く日本の様子とトム・ホーバスヘッドコーチのコメントが紹介。
「よくやったね。本当にありがとうございます。本当は難しいけど、最初からみんなを信じてた」と述べた指揮官は、「この経験を忘れないで。これからもスタンダードにしていきましょう。もっともっと」とさらなる奮起を促し、最後はホーバスHCを囲んで喜びを爆発させた。
エースの八村塁を欠き、一次リーグで敗退するなど厳しい状況に追い込まれながら、最後は自力での五輪行きをつかみ取った日本。来年のパリ五輪に向けてさらなる飛躍に期待が高まる。
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文●SPREAD編集部