アトランタ・ブレーブスのマット・オルソンは5日(日本時間6日)、本拠地でのセントルイス・カージナルス戦に「4番一塁」で先発出場。6回の第3打席に45号ソロを放った。
チームは試合に敗れたものの、2位のフィラデルフィア・フィリーズに14ゲーム差をつけて、ナ・リーグ東地区首位を独走している。
◆【実際の動画】オルソン“お家芸”のセンター返し!両リーグHR単独トップに浮上……元巨人マイコラスから放った2戦連発特大45号アーチ
■ナ・リーグ2位アロンソも42号で猛追
前カード、ロサンゼルス・ドジャースとの4連戦では9月初アーチとなる44号を放ったオルソンが、この日は2戦連発の45号をマーク。8月中旬からの18試合ノーアーチを乗り越え、ア・リーグ1位44本の大谷翔平を抜き、両リーグでも単独トップに躍り出た。
初回にはオジー・オルビーズにも一発が飛び出し今季29号。これでブレーブスは、45本のオルソン、33本のオースティン・ライリーとマルセル・オズーナ、32本のロナルド・アクーニャJr.に続き、チーム5人目の30本塁打が目前となっている。
また、ナ・リーグ本塁打王争い2位につけるピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)も42号を放ち、9月に入って4試合で3本塁打と“量産態勢”に。シーズン終盤まで熾烈なタイトル争いが繰り広げられそうだ。
ア・リーグでは、右わき腹の張りで2試合続けてスタメンを外れた大谷が、2位のルイス・ロベルトJr.(シカゴ・ホワイトソックス)に9本差をつけ独走中。“安全圏”ではあるものの、長期離脱は回避したいところ。
◆「ジャッジ級のフライ率」オルソンが3試合連発46号アーチ 大谷翔平と“2本差”の両リーグ単独トップ
◆史上初の「30本塁打・60盗塁」を達成したアクーニャJr. 同僚マット・オルソン、ベッツらとのMVP争い白熱
◆本塁打数で頂点争う2人、大谷翔平とマット・オルソンの共通点「屋外打撃練習せず」 相違点は“マン振り”か、強振否定か
文●SPREAD編集部