【MLB】大谷翔平、試合前に軽快ダッシュで“快調アピール”も……4試合連続でスタメン外れる

 

【MLB】大谷翔平、試合前に軽快ダッシュで“快調アピール”も……4試合連続でスタメン外れる
エンゼルス・大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は7日(日本時間8日)、本拠地でのクリーブランド・ガーディアンズ戦の先発メンバーから外れた。

大谷は4日(同5日)から「右わき腹の張り」により欠場が続いている。この日は試合前に屋外で軽快なダッシュを披露する様子も見られたが、4試合連続でスタメンを外れた。

【実際の映像】大谷翔平、試合前のウォーミングアップで軽快なダッシュを見せ快調をアピール

■今季の出場に現地メディアは難色

大谷は4日(同5日)の試合前、屋外での打撃練習で右わき腹を負傷。検査の結果「軽度の炎症」で、故障者リスト(IL)入りはないと現地記者ほか複数メディアは報じていた。

前日の試合後にフィル・ネビン監督は「オオタニは打撃ケージに入ったが、これは無理だと感じた。話し合いをして、今は行くべきではないと判断した」と大谷の欠場理由を明かしたほか、「エンゼルスはオオタニが故障者リスト(IL)入り候補だとは考えておらず、調子がよくなれば早ければ木曜日(同8日の金曜日)にもプレーする可能性がある」とし、「試合に出る準備ができたら、プレーするだろう」とこの日の復帰をほのめかせた。

復帰後も右ひじ靭帯損傷の影響が懸念される大谷。代理人を務めるネズ・バレロ氏は4日(同5日)に「オオタニは2024年には打てる準備が整っているだろう」と来季開幕からの野手としての出場を目指していると明かしていたが、手術の時期は検討中だ。

現地メディア『オレンジ・カウンティ・レジスター』は、「エンゼルスはプレーオフ・レースから脱落しているため、より深刻なケガのリスクが少しでもあるのなら、オオタニを無理に起用する理由はない」との見解を示しているが、今オフにフリーエージェント(FA)を控える大谷はどのような選択をとるのか。今後の動向にも注目が集まる。

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文●SPREAD編集部