8月31日から9月10日にかけて、台湾(台北)で「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」が開催中。一部の野球ファン界隈で、とあるメキシコ代表選手に注目が集まっている。
◆【実際の動画】本家レジェンドたちも顔負け…!“イチロー・カノー・ヘルナンデス”値千金のサヨナラアーチに大興奮
■レジェンドたちの名前がズラリ
その選手とは……イチロー・カノー・ヘルナンデス。MLBファン、とりわけ2001年以降のシアトル・マリナーズをご存知の方であれば、誰もが耳にしたレジェンドたちの名前がズラリと並ぶ。ニックネームではなく、正真正銘の本名というから驚きだ。
カノーは、8日のスペイン代表との試合に「1番三塁」で先発出場し、5-5の最終回に迎えた打席で、値千金のサヨナラ本塁打を放つ活躍。17年のU-12世界選手権にも選ばれた若手の有望選手で、今回も代表入り。本家“イチロー”さながらリードオフマンを務め、チームの勝利に貢献した。
かつてマリナーズの中心で活躍した3選手、イチロー、ロビンソン・カノー、フェリックス・ヘルナンデス。彼の「カノー」「ヘルナンデス」はそれぞれ父方、母方の苗字だろうが、命名したと思しきご両親が込めた願いは容易に想像がつく。左打席に入り、試合を決める一発を見舞った姿は、レジェンドたちの在りし日を思い起こさせた。果たして、カノーがメジャーの表舞台へ立つ日は訪れるのだろうか。
刹那的な話題かもしれないが、決して忘れることはない。その日が来れば、また自然と思い出すのだろう…。
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文●SPREAD編集部