フィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワバーは9日(同10日)、本拠地で行われたマイアミ・マーリンズ戦に「1番DH」で先発出場。2回に今季42号3ランを放った。
◆【実際の映像】シュワバーの“マン振り”特大42号に、着弾先の味方ブルペン陣が大歓喜! 本拠地はリバティ・ベルと大歓声に包まれる
■打率.196で42本塁打
シュワバーは2回2死一、二塁の第2打席、相手先発ジョニー・クエトに3連続ファウルなどで粘り、9球目の速球をフルスイング。打球は中堅の頭上を越え、センター横の味方ブルペンエリアに着弾、シチズンズ・バンク・パーク名物「リバティ・ベル」の鐘が鳴り、本拠地ファンの大歓声に包まれた。
2試合ぶり今季42号は打球速度110.2マイル(約177キロ)、飛距離425フィート(約130メートル)、打球角度29度。
このまま打率1割台に収まれば、史上初の「打率1割台で40本塁打以上」となるシュワバーだが、この日は3打数1安打1本塁打1四球、打率.196と前日から1厘上昇した。
ナ・リーグ本塁打王争いは同日、首位のマット・オルソン(アトランタ・ブレーブス)が48号ソロ、2位のピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)が43号ソロと、トップ3のアーチが揃い踏み。オルソンに6本差と2年連続のタイトル獲得から一歩退いたシュワバーだが、打率1割台を“キープ”すれば史上初の珍記録が誕生する。
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文●SPREAD編集部