【MLB】「大谷翔平がボストンに興味」と重鎮記者 吉田正尚との“WBCタッグ再現”に期待も「慎重にリスクの考慮を」と地元メディア

 

【MLB】「大谷翔平がボストンに興味」と重鎮記者 吉田正尚との“WBCタッグ再現”に期待も「慎重にリスクの考慮を」と地元メディア
大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

右脇腹を痛め、欠場が続くロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平だが、今オフに控えるフリーエージェント(FA)に関する話題は過熱する一方。15日(日本時間16日)には、米球界の重鎮記者であるピーター・ギャモンズ氏が、新天地候補にボストン・レッドソックスを挙げ、注目を集めている。

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■ニューバランスとの関係性に注目

78歳になった現在も一線で活躍するギャモンズ氏は15日、自身のX(旧ツイッター)に「ショウヘイ・オオタニを長きにわたって知るナ・リーグの球団幹部は、オオタニがボストンに興味を持っていると考えている」と投稿。その理由として「オオタニとニューバランスのジム・デービスCEOとの関係性」を挙げた。

大谷は今年からニューバランスと契約を結んでいるが、同社はボストンに本社を置いており、ベテランジャーナリストは両者が良好な関係を保っていることを示唆した。

ただ、問題点にも言及。「マサタカ・ヨシダがDHに入ることもあり、もし(右肘じん帯損傷の)オオタニがトミー・ジョン手術を受ければ、その後はしばらくDHで出場することになる」とし、大谷と吉田で役割が重なること危惧した。もちろん、大谷をDH、吉田を外野に専念させれば解決しそうだが、そもそもチームにはDH候補がダブついている。

地元メディア『NBC Sports BOSTON』のジョン・トマセ記者は「チームにはヨシダをはじめとしてジャスティン・ターナー、ラファエル・ディバース、トリストン・カサスとDHの選択肢がすでに豊富」と指摘。「ターナーがより良いオファーを見つけて移籍し、オオタニがボストンに加入しなくても、レッドソックスはすでにDHが多すぎて、彼ら全員を起用する場所はない」とし、現状でDH候補を増やすことに疑問を投げかけた。

■最優先の補強ポイントは投手

また、チームは投手陣の立て直しが最優先事項とされており、ギャモンズ氏も「資金の多くは投手補強につぎ込まなければならない」と提起。右肘にメスを入れた場合、大谷が再びマウンドに立つのは2025年とされており、来季は打者に専念することが予想されている。

投手を求めているレッドソックスが、DHが余剰気味になるのを覚悟の上で大谷獲得に向かうのか。トミー・ジョン手術を受けたと仮定して、以前と同じ投球を取り戻せるという保証もない。そのため、先述の『NBC Sports BOSTON』は「オオタニ獲得レースに加わるのはいいが、リスクは慎重に考慮しなければならない」と釘を刺した。

レッドソックスは14日(同15日)にハイム・ブルーム最高編成責任者を解任したばかりで、現在後任は未定。チームの方針が明らかになるのは、これからだろう。

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文●SPREAD編集部