アトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.が22日(日本時間23日)、敵地でのワシントン・ナショナルズ戦に「1番中堅」で先発出場。
6打数1安打で今季68盗塁目をマークし、前人未到の大記録「40本塁打70盗塁」へ、あと1本塁打と2盗塁に迫っている。
◆【実際の動画】アクーニャJr.ついに今季68盗塁到達…!明日にも「40-70」の大記録達成なるか
■オルソン53号も、MVP大本命は変わらず
メジャー6年目のアクーニャJr.は、今季ここまで151試合に出場し、打率.335、39本塁打、100打点、68盗塁。30本塁打が5人、リーグ最強を誇るアトランタ打線のリードオフを務め、異次元のパフォーマンスを見せている。
8月31日(同1日)に史上初の「30本塁打・60盗塁」を達成。その後、右ふくらはぎの故障で数試合欠場したものの、9月も打率.325、9本塁打、OPS1.095と勢いは衰えず。次の“大台”がいよいよ目前まで近づいている。
この日、アクーニャJr.は5回表の打席に内野ゴロで塁に残ると、すかさず今季68盗塁目をマーク。現在39本塁打、史上初の「40本塁打70盗塁」まであと1本塁打と2盗塁。明日にも歴史的な記録が達成されそうな勢いだ。
加えて、『MLB Network』の公式SNSがアクーニャJr.の三振数にも着目。今季79三振…「40本塁打以上を記録し90三振以内」でシーズンを終えれば、バリー・ボンズやアルバート・プホルスら、過去20年間でわずか3人しか達成していない記録にも名を連ねるとのこと。
この試合では、同僚マット・オルソンが両リーグ独走となる今季53号アーチを放っているが、それでもナ・リーグMVP大本命はアクーニャJr.で揺るがないだろう。ブレーブスはレギュラーシーズン残り9試合、最後まで目が離せない展開が続く。
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文●SPREAD編集部