23日に中国・杭州で開幕した「第19回アジア競技大会」は24日、卓球の女子団体準々決勝が行われ、日本はチャイニーズ・タイペイと対戦。ゲームスコア3-0で勝利し準決勝進出を決め、銅メダル以上を確定させた。
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■早田、平野は貫録の3-0勝利
グループリーグでモンゴル、ベトナム相手に2連勝を飾った日本は1番手にエース早田ひなが登場。李昱諄相手に第1ゲームを11-4で幸先よく奪うと、第2ゲームを11-1で圧倒。第3ゲームは接戦にもつれ込んだが、11-9でストレート勝ちした。
2番手は平野美宇。劉馨尹相手に第1、2ゲームはともに11-4で連取する。第3ゲームはリードされる時間もあったが底力を見せ11-6で逆転。早田に続き3-0勝利を収めた。
3番手に指名されたのは張本美和。陳思羽との第1ゲームは接戦の末に11-8で退けるが、続く第2ゲームは9-11で落とし同点に。それでも第3ゲームは立ち上がりから圧倒し11-4でものにすると、第4ゲームも11-6で奪取し3-1で勝利。日本の準決勝進出に貢献した。
日本はこれで銅メダル以上を確定させた。
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文●SPREAD編集部