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【MLB】「エンゼルスのユニフォームを着て春を迎える」…今季終了トラウトが悔しさ滲ませメディア対応

 

【MLB】「エンゼルスのユニフォームを着て春を迎える」…今季終了トラウトが悔しさ滲ませメディア対応
マイク・トラウト(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルスマイク・トラウトが25日(日本時間26日)、本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦前にメディアの取材に応じた。前日には60日間への負傷者リスト(IL)移行となり、今季終了が確定。故障に苦しんだ厳しいシーズンを振り返った。

◆【実際の動画】故障中のトラウト、悔しい今季を涙声で振り返る…60日間のIL入りでシーズン終了

■涙声で不本意なシーズンを振り返る

左手有鉤骨骨折からの復帰を目指していたトラウトは、日米メディアの取材に応じ「イライラしているよ。今は良くなっているが、戻りたい」と涙声で悔しさを滲ませた。

7月3日(同4日)の試合でファールを打った際に左手有鉤骨を骨折。バットのグリップエンドが当たる場所にあるため、過去にもトラウトのようなケースは数多く散見される。急ピッチでリハビリを進め、8月22日(同23日)に戦列復帰するも、1試合だけで再びILへ逆戻りとなった。

「最もタフな怪我だったね。手はスイングにとても重要なところだから」と失望を隠さなかったトラウト。トレードも噂される中で、来季以降について問われると「アルテ(モレノ球団オーナー)とジョン(カルピーノ球団社長)とのこういったプライベートな会話は、13年間毎年繰り返している。オフシーズンに入り、気持ちを整理し、エンゼルスのユニフォームを着て春を迎えるよ」と具体的な明言は避けつつも、意気込みを語っていた。

トラウトは「前を向かないといけないね」と言葉を絞り出したが、度重なる故障者でチームは瓦解し、“相棒”大谷翔平とのコンビにも終止符が打たれる可能性がある。輝かしいキャリアの中でも、とりわけ苦しいシーズンになったことだろう。

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文●SPREAD編集部