今オフにフリーエージェント(FA)となるロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平の去就が注目されるなか、MLBのレジェンド、アレックス・ロドリゲス(A・ロッド)が大谷の新天地を大胆予想した。
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■「野球界でもっとも貴重な人材」
米メディア『InsideHook』のインタビューを受けたロドリゲスは、大谷の話題を振られると「それは64,000ドル相当の質問だ」とし、「彼は我々のスポーツ界だけでなく、世界中のスポーツ界で最大の物語のひとつ。オオタニは最高の投手の一人であり、最高の打者の一人であり、世界的な活躍をみても、間違いなく野球界においてもっとも貴重な人材だ」と大谷をべた褒めした。
そして気になる移籍先については「南カリフォルニアは素晴らしい気候だ。彼が年を取るにつれて健康を維持するためには気候が本当に重要になると思う。そして、シアトルは日本との繋がりがあるので、大穴だと思うんだ。マネタイズの観点から見ても日本に近いという点で、どの球団にとってもROI(投資収益率)がもっとも良いのはマリナーズだと主張することができるよ」と、自身も現役時代に所属していた古巣シアトル・マリナーズを推した。
大谷は2021年9月26日(同27日)の試合後に「ヒリヒリする9月を過ごしたい」と発言した。今もその思いに変わりがないようであれば、プレーオフ進出が現実的なチームが移籍先の候補に挙がる。
その面、マリナーズは今季惜しくもプレーオフ進出を逃したものの、後半戦に入ってから快進撃を見せはじめ進出圏内まで2ゲーム差まで迫っていた。生え抜きが育ち「勝てるチーム」の地盤が固まりつつあるマリナーズ。果たして大谷の移籍はあるのか。今後の動向から目が離せない。
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(A.Kudo/SPREAD編集部)