【毎日王冠/穴ライズ】「GI馬2騎を尻目に、あれよあれよ……」 前日オッズ“2桁”の妙味

 

【毎日王冠/穴ライズ】「GI馬2騎を尻目に、あれよあれよ……」 前日オッズ“2桁”の妙味

■ウインカーネリアン

前走は6月の安田記念。好スタートから積極的に出していき、マイペースの逃げで粘り込みを図ったが、残り200mのところで脚色が劣勢になり、最後は8着に沈んでいる。海外帰りで調整が難しかったこともあり、この結果も致し方なしか。

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今年2月の3走前・東京新聞杯では、テンから軽快に飛ばしていき、そのまま逃げ切り勝ち。前半1000m通過が57秒1という激流だった上に、斤量も58キロと決して楽な条件ではなかったから、この内容は高く評価していいもの。今回は同型のスタートが遅く、枠を踏まえれば逃げられそうで、東京新聞杯と同じような競馬が叶う。ソングライン、シュネルマイスター、ジャスティンカフェらは後方脚質。上位人気がじっくり構えるなら、あれよあれよの前残りは十分に想定しておきたい。

本質的にはマイルが良さそうだが、開幕週の馬場を味方に粘り込みを期待する一手。馬場が渋るとさらに持ち味が活きる馬で、雨乞いをしてレースを待ちたい。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。