トルコで開催中の「WTTコンテンダーアンタルヤ」は21日、女子シングルスの準決勝が行われ早田ひなと張本美和が対戦。早田が3-1で逆転勝利し、決勝進出を決めた。
◆【実際の映像】早田ひな、「同世代の最強日本人」張本美和との注目対決制す 勝利を伝える大会公式の様子
■日本のエースと新星のマッチアップ
準決勝で実現したパリ五輪選考レース首位を走る日本のエースと、成長著しい15歳のマッチアップ。張本が序盤は勢いに乗り、11-4と好スタートを見せたが、自力で上回る早田が第2ゲーム以降は試合を支配。3ゲーム連取で逆転し、決勝へと駒を進めた。
この日本人対決には中国メディアの『捜狐』も注目。「ヒナ・ハヤタは2000年生まれでミワ・ハリモトは2008年生まれ。この2人は現在同世代のなかで最強の日本人選手」と両者を紹介した。
試合については、「ミワは第1ゲームで積極的にプレーし、11-4で容易くリードを奪った」と序盤の猛攻を評しつつも、「ヒナ・ハヤタは第2ゲームはとても落ち着いた様子で前のゲームをの影響は感じられなかった」とその後冷静な試合運びで形成を逆転させた早田の冷静さを称賛している。
決勝に勝ち進んだ早田は、張本智和と組んだ混合ダブルスで優勝を果たしており、2冠に王手。また、前回の「WTTコンテンダーマスカット」に続く2週連続優勝にも期待が高まる。
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(Y.Imoto/SPREAD編集部)