今季活躍する2人の“リョウ”、石川遼は次戦メキシコへ、久常涼は自己最高ランクを更新…男子ゴルフ世界ランク

10月30日付けの最新男子ゴルフ世界ランキングが発表された。

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■石川遼は2年ぶりの170位台をキープ

先々週行われたZOZOチャンピオンシップで4位タイ、今週はメキシコで行われる「ワールドワイドテクノロジー選手権」に出場を予定している石川遼は、現在172位。今季は一時301位までランクを落とすこともあったが、10月に入り急上昇。先週から記録している170位台は2021年10月以降約2年ぶりのランクとなる。

石川は、ZOZOチャンピオンシップで今季の好調さをアピール。4日間で奪ったバーディは20（2位）と石川らしさ全開のプレーで日本人トップの成績を収めた。また同大会で4位となったことにより、今週メキシコで行われるPGAツアー「ワールドワイドテクノロジー選手権」への切符も獲得。米ツアー復帰へのきっかけをつかみたいところだ。

先週の欧州ツアー「カタール・マスターズ」で21位タイとなった久常涼は、先週の90位から2ランクアップし、自己最高の88位。今季はフランスで行われた「カズーオープンdeフランス」で欧州ツアー初優勝、ZOZOチャンピオンシップでも6位タイを記録するなど、今もっとも勢いのある若手の一人。今季は欧州ツアーを主戦場にどこまでランクを上げてくるのか。

またZOZOチャンピオンシップでは奮わなかった松山英樹は、先週から変わらず36位をキープした。この後出場が予定されているのは、4年ぶりとなる「ダンロップフェニックス」の舞台。国内ツアーで世界最高峰のショットを見せたいところだ。