日本一かけた戦いで鍵握る“WBC戦士” オリックス・宇田川優希 vs. 阪神・湯浅京己 59年ぶりの関西ダービーは佳境

 

日本一かけた戦いで鍵握る“WBC戦士” オリックス・宇田川優希 vs. 阪神・湯浅京己 59年ぶりの関西ダービーは佳境
宇田川優希(C) Getty Images

連日の熱戦が続く2023年の日本シリーズは、第5戦を終えて阪神タイガースが3勝2敗と日本一に王手をかけた状態で第6戦を終えた。このまま岡田阪神が1985年以来38年ぶり2度目の日本一に輝くのか。それとも本拠地・京セラドーム大阪に戻ってきた中嶋オリックスが、逆転で2年連続の日本一を成し遂げるのか。

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■第5戦で痛恨タイムリー浴び涙

先に2勝目を挙げながら2連敗で土俵際に立たされたオリックスバファローズのキーマンは、宇田川優希だ。WBC世界一メンバーでもある24歳は、ペナントレースでも46試合4勝0敗20ホールド2セーブ、防御率1.77とフル回転した。

そして日本シリーズでも第2戦、第3戦、第4戦とリリーフ登板して3回1/3イニングを1安打6奪三振と圧巻のピッチングを披露。だが、3連投となった11月2日の第5戦では、8回1死2、3塁のピンチで登板して森下翔太に痛恨の逆転タイムリーを浴び、ベンチで涙を浮かべた。その悔しさを残り2試合で晴らせるか。“宇田川のリベンジ”に期待だ。

一方、サヨナラ勝ち&逆転勝ちで日本一に王手をかけた阪神も、WBC戦士であるリリーフ右腕の湯浅京己がキーマンだ。こちらペナントレースではWBC参戦の影響を受け、登板15試合0勝2敗3ホールド8セーブ、防御率4.40のまま、7月末に左脇腹の筋挫傷で長期離脱となった。

だが、日本シリーズ第4戦で約3カ月ぶりのマウンドに上がって8回2死1、3塁のピンチを1球で切り抜けると、第5戦では8回の1イニングをピシャリと締め、その裏の逆転劇への流れを作った。

迎える第6戦、オリックスは山本由伸、阪神は村上頌樹が先発する。同じ顔合わせとなった第1戦は、阪神打線が山本から7点を奪い、最終的に8-0で大勝したが、果たして“再戦”ではどうなるか。互いにチームの戦力は均衡しており、甲子園での戦いのように接戦となる可能性は大きい。そして終盤勝負となれば、「宇田川vs.湯浅」が鍵を握る。59年ぶりの関西ダービーは、最後の最後まで目が離せない戦いになりそうだ。

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提供●Baseball Times