MLB公式は16日(日本時間17日)、全米野球記者協会(BBWAA)所属の記者投票による今季の年間最優秀賞選手(MVP)を発表。ア・リーグは大谷翔平投手が記者30人の1位票をすべて集め、史上初となる2度目の満票受賞を果たした。
大谷は『MLBネットワーク』の中継に犬と一緒に登場。受賞が確定した瞬間、大谷が左手を向けると、犬も左足を合わせてハイタッチしたことなどでSNS上で話題となっている。
◆【画像あり】大谷翔平の愛犬デコピンの「やってしまった顔」が話題 Xで再び“トレンド入り”「この表情にジワる」
■「彼の犬が主役だった」と現地メディア報道
SNSでは「満票受賞」とともに「大谷の犬」がトレンド入りし、ファンのあいだでは「可愛すぎる!」「犬種はコーイケルホンディエかな?」という投稿が飛び交うなどMVP以上の注目を集めた。
そんななか、米スポーツメディア『FanNation』は「エンゼルスのスーパースター、ショウヘイ・オオタニが歴史に残るMVPを作るも、愛犬が話題をさらう」と題した記事を投稿。「当然の栄誉と驚くべき歴史にもかかわらず、オオタニは受賞を発表するMLBネットワーク放送のスターではなく、彼の犬が主役だった」と報じた。
記事では「オオタニは放送中ずっと愛犬を隣に置いていて、球界は(犬に)恋に落ちた」とし、ファンのコメントを複数引用。「ショウヘイ・オオタニの活躍を奪うのは難しいが……(笑顔で犬に手を焼く大谷の動画付き)」、「オオタニの犬は世界でもっとも有名な犬になりそうだ」など、大谷の犬を称賛する投稿を掲載した。
フリーエージェント(FA)となり去就が注目される大谷。記事は最後に「オオタニの飼い犬が決定にどの程度の発言権を持っているのかはまだ明らかになっていないが、球界はオオタニとその愛犬がどのような決断を下すのかを待っている」とし、「この素晴らしい賞を受賞したオオタニ選手、そして世界でもっとも有名なペットになった彼の犬にもおめでとうございます」と大谷と“ワンコ”への祝福で締めた。
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(A.Kudo/SPREAD編集部)