ドジャースと正式契約を結んだ大谷翔平投手が14日(日本時間15日)、本拠地ドジャースタジアムで入団会見に臨んだ。真新しいユニフォームに袖を通し、来季の意気込みや古巣への思いを語ると、会見後はマウンドや打席に立って写真撮影などを行った。
メジャーリーグ屈指の強豪球団移籍に伴い、大谷の来季成績予想も変動。優秀なチームメートが及ぼす好影響が数字に反映されたようだ。
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■ベッツとフリーマンの存在が追い風に
米データサイト『fangraphs』の予測システム「Steamer(スチーマー)」は、来季の大谷の成績を打率.273、39本塁打、107打点、OPS.926、勝利貢献度を示す指標「WAR(Wins Above Replacement)」を4.3と予想。ドジャース移籍決定前は37本塁打、101打点だった数字がわずかに上方修正された。
直近3年間の公式データを見ると、ドジャースタジアムは安打と三塁打が出にくく投手有利の指標が多い評価だが、本塁打の出やすさに限るとメジャー全体で上位2番目にランクインする。加えて、大谷の前後を打つであろうムーキー・ベッツ内野手とフレディ・フリーマン内野手が、いずれもリーグMVP経験者の強打者。孤軍奮闘が続いたエンゼルス時代と比べ、打撃成績が向上する可能性が高いと判断されたのだろう。
ドジャース打線は中軸以外にも頼もしい打者が揃っており、効率よく得点を重ねていく。常勝球団で躍動する大谷が今から楽しみだ。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)