大晦日の格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」は31日、さいたまスーパーアリーナで開催。
メインマッチの第17試合は堀口恭司が神龍誠に2ラウンド一本勝ちを収め、初代フライ級王座を獲得した。
◆【随時更新中/RIZIN.45】12月31日 対戦カード、試合結果速報、中継情報一覧
■目まぐるしい攻防の末に……
堀口の偶発的なアイポークにより開始わずか25秒でノーコンテストに終わった、今年7月「超RIZIN.2」のBellator世界フライ級王座決定戦。
その後、堀口は「手は握っていた」と反則ではないと主張し、神龍がこれを否定するなど、10歳差ながら火花を散らせていた両者の因縁が決着した。
試合は序盤からスピーディーな展開。神龍がタックルで狙うも堀口は回避し逆にギロチンチョークに入る。神龍がこれを回避し今度はリアネイキドチョークを狙うなど、目まぐるしい寝技の攻防が続く。
第2ラウンドは打撃と寝技の展開が二転三転と繰り広げられ、最後は堀口がバックからリアネイキドチョーク。苦悶の表情を見せた神龍はたまらずタップアウトし、堀口の一本勝ちとなった。
■元RIZINガールへ公開プロポーズ
大晦日の大トリを勝利で飾った堀口はベルトを巻き笑顔で勝ち名乗り。「神龍選手、つえぇーなぁと思ったけど、ベテランの意地を見せました。ATTに来ない?」とスカウトした。
続けてかつてRIZINガールでセンターの“白”を務めた川村那月さんをリング上に招いた上で、「結婚してください!」と公開プロポーズ。川村さんのOKで成功した。
堀口恭司はプロMMA38戦32勝(20KO/一本)5敗。2021・22年にBellatorで2連敗の後、RIZIN3連勝を飾り、初代RIZINフライ級王座に就いた。
◆【随時更新中/RIZIN.45】12月31日 対戦カード、試合結果速報、中継情報一覧
◆朝倉海、大晦日の“呪縛”を解くアーチュレッタ狩りのテンカオ葬 「兄貴も来年、チャンピオンに」
◆「あそこで無理やりにでも……」YA-MAN、涙ながらに“敗因”を分析
(A.Kudo/SPREAD編集部)