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■アラタ
昨年の中山金杯は3角からモタつきながらも、最後はジリジリと伸び勝ち馬からタイム差なしの4着。成長ぶんもあったとはいえ、24キロ増は重かったか。
◆【中山金杯2024予想/データ攻略】「本気ローテ」にビタハマリ “馬券内率77%”合致で軸候補に浮上
続く金鯱賞は好メンバーが揃うなか、好位から3着に粘り込むなど重賞制覇まであと一歩のところまで来た。その後は巴賞を快勝し、函館記念へ出走したがよもや9着惨敗。続くオールカマーは13着と着順を落とし、伏兵扱いまで評価は下がった。
しかし、函館記念、オールカマーともにこれまでとは異なりレースで行きっぷりが悪かったのは事実。放牧を挟んだ今回、好調時と同じく中間から気合を全面に出し、追い切りの動きにも活気が戻ってきた。ハンデ58キロは見込まれた感があるものの、実績面を感がれば当然か。従来の前進気勢が戻った感のある今なら、昨年以上の着順に食い込む余地はあり。この人気落ちはシメシメと言ったところ。
1月6日~8日 重賞予想コラム一覧
中山金杯
騎手データ
【騎手データ】馬券内率100%の“鉄板”金杯男に脚光 想定10人気以下の爆穴にも警戒
追い切り評価
【追い切り診断】エピファニーを上回る「S」の最高評価 「調子落ちの夏場からV字回復」
【追い切り診断】マテンロウレオに迫る高評価で重賞初Vへ 「勝ち負け意識の攻め気配」
【追い切り診断】人気一角の5歳世代に辛口「B」評価 「この馬にはオーバーワークか……」
【追い切り診断】古豪に大駆け警報の高評価「A」 「併せ馬で相手を威圧しガラリ一変」
データ分析
【データ攻略】「本気ローテ」にビタハマリ “馬券内率77%”合致で軸候補に浮上
【データ攻略】「選択視は買い一択」の想定6人気以下 「2.2.1.1」でイクイノックス世代躍動か
【前走ローテ】「馬券内率77.8%」の鉄板軸馬 前走関西圏の重賞が“吉”
枠順傾向・全頭診断
【枠順】マテンロウレオら有力候補に“馬券内率8.5%”の厳しい壁 「狙わない方がいい境界線」
【全頭診断】想定6人気以下に「2.2.1.1」 ゴールデンハインドは“消し”も
穴馬予想
【穴馬アナライズ】「一戦毎に本格化、人気一角との比較でハンデも◎」 単勝“6人気”前後の刺客
【穴馬アナライズ】「メンバー屈指の末脚、まとめて差し切るイメージはある」 単勝“10人気”想定の爆穴
【WIN5予想】新春は波乱予想で“想定2桁”人気も候補 京都金杯はドーブネ消し
【危険な人気馬】重賞ウイナーを“消し” 勝率わずか3.7%データ&2002年から勝ち馬ゼロの歴史
京都金杯
【全頭診断】ドーブネは“思わぬ凡走”も 「内枠なら評価爆アゲ」想定6人気以下は
【前走ローテ】“連対率50.0%”人気の盲点となっている明け4歳馬とは……
シンザン記念
【全頭診断】「朝日杯FSでも重い印を……」GI通用級と評した未勝利勝ち馬に注目
フェアリーステークス
【全頭診断】「重賞即通用の可能性は十分」想定5人気以下の馬とは
著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。