2022年途中までエンゼルスで監督を務めたジョー・マドン氏が8日(日本時間9日)に米スポーツ専門局『MLBネットワーク』内の番組に出演。今オフにエンゼルスからフリーエージェント(FA)となりドジャースへ移籍した大谷翔平投手についてコメントした。
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■マドン氏が「外野手・大谷」を絶賛
右ひじの手術の影響により投手復帰は2025年を予定している大谷。
24年は打者に専念する見通しだが、マドン氏は大谷の野手としての適性ポジションを聞かれると「おそらくコーナー(両翼)だ。ライトがいいと思う。外野すべてを守ることはできるけど、負担が最小限のポジションで起用したい」とし、「一塁で起用することも可能だ」と回答した。
さらに、「打撃練習の際に打球を追いかけている姿を見たことがあるが、素晴らしい」と大谷の外野守備を絶賛。「あの肩の強さはどのポジションでも生きるだろう。守備でもオールスター級で、殿堂入り級だと思う。それくらい(大谷の外野守備は)優れている」と、大谷の野手としての活躍にも期待を寄せていた。
ドジャースのロバーツ監督は、昨年12月に大谷の1年目の役割について問われると、「DH」と即答。一方で、「ショウヘイとは、9月に肘のケガが回復したら、左翼でボールを投げても構わないかという話も少しした。彼は『腕に問題がなければ、受け入れる』と言っていたよ」と明かし、話題となった。肘の回復が最優先ではあるものの、シーズン終盤には「外野手・大谷」を見ることができるかもしれない。
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(A.Kudo/SPREAD編集部)