卓球の「WTTスターコンテンダードーハ」は11日、各種目の試合が行われた。張本美和はアンドレア・ドラゴマンと対戦し、3-0勝利でベスト16進出を決めた。
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■パリ五輪での逆転選出も期待
張本が次に対戦するのは孫穎莎。世界ランキング1位の絶対女王相手の戦いは注目を集める。
中国メディアの『捜狐』はドーハで開催中の今大会に触れつつ、パリ五輪も開催される今後の卓球界を展望。日本チームを警戒した上で、逆転での選出の期待も膨らんでいる張本に言及している。
記事内では「近年の彼女の成長は我々の予想を上回っている」と評価。昨年シニアの舞台で飛躍した張本の成長速度は中国にとって脅威であるとした。
また、孫穎莎と8歳の年齢差があることに注目。「この状況では、将来孫穎莎に張本美和を止めることを求めるのは非現実的」とつづり、「8年後に可能性がある」と世代交代が進んでいくなかで張本が主役に躍り出る可能性を指摘している。
12日に孫穎莎との一戦を迎える張本。卓球王国も認めるそのポテンシャルでさらなる飛躍を遂げることができるか。
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(Y.Imoto/SPREAD編集部)