【MLB】ラブコール届いた、カブス今永昇太「オファーくれたらいいな」が現実に 新背番号18もお披露目

 

【MLB】ラブコール届いた、カブス今永昇太「オファーくれたらいいな」が現実に 新背番号18もお披露目
カブスの今永昇太(C)ロイター

カブスと正式契約を結んだ今永昇太投手が12日(日本時間13日)、入団会見に臨んだ。背番号「18」のユニフォーム姿をお披露目し、第一声で「ヘイ、シカゴ!」と呼びかけると、会場からは大きな歓声と拍手があがった。

◆【実際の映像】「つかみは完璧!」今永昇太“メディア喝采”のカブス入団記者会見

■4年ぶりの地区優勝なるか

今永は、カブスの本拠地リグレーフィールドで勝利後に流れる『Go Cubs Go』の歌詞を引用して自己紹介。「Hey, Chicago, What do you say? The Cubs gonna win today」と切り出し、わずか20秒足らずで現地メディアとファンの心を掴んでみせた。

シカゴの地元メディア『Bleacher Nation』は12日(同13日)、「カブスが今永昇太を獲得した理由」と題した記事を掲載。代理人の所属事務所がシカゴにあり、移籍交渉の活動拠点となっていたため、今永自身もクリスマス頃からシカゴのオヘア国際空港近くに滞在していたと報じている。

今永はシカゴでの生活をとても気に入っていたものの、交渉の初期段階ではカブスは大きな関心を示しておらず、「オファーをくれたらいいが、カブスは(自分を)構想外だと思っているだろう」と冗談半分に話していたそうだ。

今永の“ラブコール”が届いたのか、カブスが積極的なアプローチをかけてきたのは、移籍交渉のかなり終盤だった模様。契約内容は4年5300万ドル(約77億円)。球団がオプションを行使すれば、最大5年8000万ドル(約116億円)になると伝えられている。

カブスは昨季、83勝79敗でナ・リーグ中地区2位。わずか1ゲーム差で惜しくもワイルドカード争いから脱落した。4年ぶりの地区優勝をかけて、頼もしい左腕が先発ローテーションに加わる。

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(H.Ariga/SPREAD編集部)