米専門チャンネル『MLBネットワーク』が、毎年恒例となっているポジション別の「現役選手トップ10」を連日発表中。
17日(日本時間18日)には「二塁手部門」が公開。今季から大谷翔平投手と同僚になる、ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が堂々の1位に選出された。
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■ベッツは今季から二塁手に専念
ドジャースでリードオフマンを務めるベッツは昨季、打率.307、39本塁打、107打点、OPS.987の好成績でシルバースラッガーを受賞、ナ・リーグMVP投票でも2位に入る活躍を見せた。今季からは外野手兼任ではなく、主に二塁手での出場が見込まれているため、昨季の外野手部門(2位)から二塁手部門へ移り、堂々の1位選出となった。高打率を維持できる確実性の高い打撃に、30本塁打も打てるリーグ有数のトップバッターとして、新加入の大谷らとともに4年ぶりの世界一奪還を目指す。
2位は、昨季トップだったアストロズのホセ・アルトゥーベ内野手がベッツに押し出される形でランクダウン。3月のワールドベースボールクラシックで死球を受けて長期離脱、復帰後は90試合に出場し、打率.311、17本塁打、51打点と見事な復活を遂げた。168センチと小柄ながら30本塁打前後を打てるパンチ力があり、メジャー13年で209本塁打を記録。空振りも少なく、キャリア通算で打率.307を誇る。
3位は、昨季レンジャーズで29本塁打を放ったマーカス・セミエン内野手。4位にはナ・リーグの首位打者、マーリンズのルイス・アラエズ内野手が選出された。18日(同19日)には一塁手部門、以降も順次発表される予定だ。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)