【東海S/穴ライズ】「末脚はゆうに重賞級、実績で消し判断はNG」 単勝オッズ“2桁”確定の盲点

 

【東海S/穴ライズ】「末脚はゆうに重賞級、実績で消し判断はNG」 単勝オッズ“2桁”確定の盲点

■オーロイプラータ

前走のカノープスSでのパフォーマンスは圧巻だった。いつものように後方からじっくりとレースを進めると、大外に持ち出された直線では豪快な伸び脚を見せ、勝ち馬ウェルカムニュース、2着テーオーリカードに次ぐ僅差の3着に善戦。上がり3ハロンはメンバー最速、次位に0秒5の大差をつける、抜群の瞬発力を見せた。

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昨年7月のジャパンダートダービーでは、勝ち馬ミックファイアの5着に入り、上がりタイムは2位という素晴らしいものだった。また、3着だった3走前・JRAアニバーサリーSでは、勝ち馬のセラフィックコールと同じ上がりを記録している。重賞級の実力を備えていることは明らかであり、実績からこの馬を軽視するのはNGと言える。

今回はルメートルと初コンビを組むが、最終追い切りでコンタクトをとっており準備は万端。過去の成績を見ても、13走中8回の最速上がりを記録するなど、ラストの伸びは安定している。前が激しく競り合う展開ならば、直線での追い込みが決まる可能性は高い。積極的に狙いたい穴馬だ。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。