巨人が2023年にパドレスでプレーしたルーグネッド・オドーア内野手と契約したと、20日(日本時間21日)に『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者が伝えた。
■2017年のWBCベネズエラ代表
オドーアはベネズエラ出身の29歳で、2017年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のベネズエラ代表にも選出。2014年にレンジャーズでメジャーデビューした後は2016年に33本塁打、17年に30本、19年にも30本と3度の大台超えを達成し、メジャー通算178発の実績を誇る。
パドレスに所属した2023年は59試合の出場で打率.203、4本塁打、18打点の成績に終わり、7月に実質上の戦力外になるなど近年は低迷。
米移籍サイトの『MLB TRADE RUMORS』はオドーアについて、「彼はこれから日本に向かい、野球キャリアの新たな章で次の10年をスタートすることになる」と伝えつつ、「将来の北米復帰へメジャーリーグのスカウトの目に留まるような活躍をするかはまだ分からない」と活躍については未知数としている。
巨人は阿部慎之助新監督の元、4年ぶりの優勝へ向けて新たなシーズンを迎えることになる。メジャーでの実績豊富なオドーアが起爆剤となれるかは注目が集まる。
◆巨人・阿部監督 メジャー通算178発のオドーアは外野起用「野球脳がありそう。1日でも早く来てほしい」
◆巨人・阿部監督 厳しさ前面にチーム改革 2回遅刻の秋広には「最初は3軍にしようかと。一番信頼を失うから」
(Y.Imoto/SPREAD編集部)