JRAは26日、第38回根岸S(GIII、ダ1400m)の枠順を発表した。
昇級初戦で重賞挑戦となるエンペラーワケアは4枠7番、悲願のタイトル奪取を狙う古豪・タガノビューティーは6枠12番、5連勝での重賞Vを目指すサンライズフレイムは5枠10番から発走する。
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■外枠はピンパー要素強め
過去10年、最多3勝を挙げているのがタガノビューティーとパライバトルマリンが入った6枠で【3.0.0.17】の成績。2019年のコパノキッキング、20年のモズアスコット、22年のテイエムサウスダンが勝利している。これに続くのが【2.0.0.17】の2枠と8枠。
どの枠も複数連対を確保しているものの、勝ち切れていないのが1枠【0.2.2.15】、4枠【0.2.3.15】、5枠【0.2.0.18】。4枠と5枠は3番人気以内でも【0.1.2.5】と物足りない。
揉まれる競馬の経験がまだないエンペラーワケアにとって、勝ち切るには心配な枠となった。2着以下の馬券絡みが多いので軽視はできないが、頭固定は危険か。サンライズフレイムは複勝率でも不振の5枠。4角で外を回る競馬しかしていない馬なので、いかにスムーズに運べるかがポイントになるだろう。
1~3枠は3番人気以内が【3.4.1.5】勝率23.1%、複勝率61.5%、6~8枠は【4.1.0.4】勝率44.4%、複勝率55.6%で、単勝回収値は1~3枠が「68」なのに対して、6~8枠が「200」。内枠は大崩れこそないが、勝率は明らかに劣る上に回収値も不満。外枠はピンパー要素が強く、中団以下の差し馬が台頭しやすいレースのため、脚質的に力を発揮しやすく、ハマる可能性が高まると判断できる。
例年、激走もある4~9番人気の伏兵を見ても、1~3枠【1.0.1.23】、4~5枠【0.3.1.8】、6~8枠【2.0.3.18】なので、やはり内めの枠はマイナスだ。
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(SPREAD編集部)