張本美和、2年連続4強の横井咲桜を圧倒最年少V&二冠獲得へ、“エース”早田ひなに挑む【全日本卓球】

東京体育館にて開催中の「2024年全日本卓球選手権大会」は28日、女子シングルスの準決勝が行われ、張本美和は横井咲桜と対戦。ゲームカウント4－0で勝利し、決勝進出を決めた。

■実力者相手にもひるまず

今大会ジュニアの部を制している張本美。2年連続で4強入りした横井とのマッチアップとなった。

第1ゲームは張本美が序盤から圧倒し、実力者の先手を封じる。11－5で幸先良いスタート。

第2ゲームも張本美の勢いが止まらない。連続ポイントで横井に隙を与えず、ラリーで強さを発揮。横井がサービスで崩しにかかるが、張本美は最後の鋭いバックハンドを沈め、11－6で連取する。

第3ゲームも立ち上がりから張本美がサービスからの3球目攻撃などで序盤は横井を支配する。横井も意地を見せ食い下がるが、冷静な試合運びで張本美が11－6で奪う。

第4ゲームは横井が鋭い強打を見せるなど互角の打ち合いに。しかし、終盤に抜け出した張本美が11－7でこのゲームも制し決勝へ進んだ。

勝利を収めた張本美は午後に行われる決勝で早田ひなと対戦。15歳7カ月で優勝すれば、平野美宇が2017年大会で樹立した16歳9カ月を更新しての最年少優勝となる。

（Y.Imoto／SPREAD編集部）