28日、大相撲初場所2024の千秋楽幕内取組が行われた。賜杯争いの行方は照ノ富士(32、横綱・伊勢ヶ濱部屋)と琴ノ若(26、東関脇・佐渡ヶ嶽部屋)が優勝決定戦までもつれこみ、寄り切りで琴ノ若を下した照ノ富士が2023年5月場所以来9度目の優勝を決めた。
そんななか、連日土俵を沸かせるエンターテイナー・宇良(31、西小結・木瀬部屋)がまたしても魅せた。竜電(33、東前頭五枚目・高田川部屋)と迎えた千秋楽の一番。両者こう着状態から徐々に体を低くすると、飛び出したのは相撲のイメージからは考えられないような決まり手。
◆【実際の映像】「これバックドロップじゃん……」土俵のエンターテイナー・宇良の“伝え反り”
ほぼ同時に体がついたことで“物言い”がつけられたが、最初の軍配どおり宇良の勝利。今場所は黒星が先行していたものの、4連勝で千秋楽を締めくくった。
この一番にネットでは「宇良ちゃん、素晴らしい」「千秋楽に魅せるね!」「どういう背筋してんだ?」「プロレス技かよ」と、アクロバティックな取組に反応。興奮を隠せない様子だった。
【大相撲初場所2024 千秋楽の主な取組結果】
・〇照ノ富士(32、横綱・伊勢ヶ濱部屋)-●霧島(27、東大関・陸奥部屋)
・〇琴ノ若(26、東関脇・佐渡ヶ嶽部屋)-●翔猿(31、東前頭四枚目・追手風部屋)
・●竜電(33、東前頭五枚目・高田川部屋)-〇宇良(31、西小結・木瀬部屋)
・●朝乃山(29、西前頭7枚目・高砂部屋)-〇大栄翔(30、西関脇・追手風部屋)
<優勝決定戦>
・〇照ノ富士(32、横綱・伊勢ヶ濱部屋)-●琴ノ若(26、東関脇・佐渡ヶ嶽部屋)
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(SPREAD編集部)