サッカー日本代表は31日、「AFCアジアカップ2023」でバーレーンと対戦。負ければ敗退となる決勝トーナメントの1回戦だ。
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■がっぷり四つになる中盤の出来がカギに
対戦相手のバーレーンは韓国と同居したグループEで2勝を挙げて首位通過。基本フォーメーションは4-2-3-1で、守備ではリトリートとプレッシングを、攻撃ではビルドアップとカウンターを巧みに使い分ける。
インドネシア戦でシステムを4-2-3-1から4-3-3に変更した日本は、3-1で勝利とイラク戦の負けから復調を示したのだから、フォーメーションは継続するだろう。メンバーも勝っている時に大きなテコ入れは得策ではないため、インドネシア戦の顔ぶれが引き続きベースになると推測する。
GKは鈴木彩艶で、DFは毎熊晟矢、冨安健洋、町田浩樹、中山雄太。MFはアンカーが遠藤航、インサイドハーフが久保建英、旗手怜央と予想するなかで、鍵を握るのは中盤だろう。相手のダブルボランチとトップ下に対してがっぷり四つに噛み合う形になるのだから、球際の攻防で負けないデュエルが重要となる。
対戦相手のバーレーンが、インドネシアと大きく異なるのはフォーメーション。後者は5-4-1の並びで守備を固めサイドのスペースを埋めてきたため、インサイド気味にポジションを取った右の堂安律と左の中村敬斗が生きたものの、敵によって両ウイングの人選は変更するのがベターだろう。そのため、ワイドから単独突破で局面を打開できるアタッカー、右ならスピード自慢の伊東純也、左なら負傷を考慮して温存していた三笘薫が満を持して先発するかもしれない。
両ウイングを以外は前回のスタメンが基本となればCFは上田綺世だろう。インドネシア戦で2ゴールと調子を上げているストライカーの得点に期待したい。
■日本代表の予想スタメン
フォーメーション:4-3-3
GK:鈴木彩艶
右SB:毎熊晟矢、CB:冨安健洋、町田浩樹、左SB:中山雄太
アンカー:遠藤航 インサイドハーフ:久保建英、旗手怜央
右ウイング:伊東純也、CF:上田綺世、左ウイング:三笘 薫
■配信予定
日本vs.バーレーン
開始時間:20:30
スタジアム:アル・トゥママ・スタジアム
放送:DAZN 1/31(水)19:45 配信開始
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文●SPREAD編集部