ドジャースのクリス・テイラー内野手が29日(日本時間30日)現地メディアの取材に応じ、大谷翔平投手、山本由伸投手ら大型補強を続けるチームについて自身の見解を明かした。
一部から批判の声が挙がるなど、ドジャースの度重なる大物選手獲得がオフシーズンの話題を席巻している。
◆「右に出る者がいない」大谷翔平のハードなトレーニングに驚き ドジャース同僚テイラーが米メディアに明かす
■オフシーズンの話題をさらった大補強
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』の司会ダグ・マッケイン氏に、積極的なチームの補強策について問われたテイラーは「球界屈指の選手を、球界屈指の人気チーム・ドジャースに迎えることは、野球界にとって決して悪いことだとは思わないよ。僕らが好きでも嫌いでも、みんなテレビで見て楽しむと思うし。ショウヘイ・オオタニ、ヨシノブ・ヤマモト、タイラー・グラスノーのような優秀な選手を加えていっているに過ぎないんだから」と持論を述べた。
オフシーズンのドジャースは、大谷に10年総額7億ドル(約1033億円)、山本には12年総額3億2500万ドル(約479億円)の巨額を投資。さらにはテオスカー・ヘルナンデス外野手、タイラー・グラスノー投手など、オールスター級の主力選手を次々と獲得しており、今季の世界一大本命と目されている。
先日のムーキー・ベッツ内野手に続き、ドジャースの大補強に対する批判をサラリと受け流したテイラー。常勝球団で9シーズン目を迎えるベテランにとっては、取るに足らない話題と言ったところか。
◆【動画あり】「カッコよすぎる」ドジャース公式が大谷翔平の自主トレ最新映像を投稿、さらに逞しくなった肉体に驚愕
◆【動画あり】愛犬デコピンがクッションを抱いてウトウト……大谷翔平、ロスへ帰還するチャーター機内のオフショットを公開
◆ベッツが怒りの反論 大谷翔平ら獲得で渦巻くドジャース批判に「頑張ってすいません、もう大型補強はしませんって言えばいいのか」
(H.Ariga/SPREAD編集部)