総合格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」がランキングを更新。1月28日にキックボクシング世界王者スーパーレック・キアトモー9(タイ)と死闘を繰り広げた元K-1世界王者の武尊が、フライ級2位にランクインした。
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■「芯にあるものは変えるつもりはない」
「ONE 165」で王者スーパーレックとのタイトルマッチに挑戦した武尊は5日、フライ級2位にランクイン。王座にはスーパーレック、1位にはロッタン・ジットムアンノンが腰を据えており、早くもロッタン戦を熱望する声が上がっている。
武尊は3日にスーパーレックの写真付きで「戦ってくれてありがとう。あなたの強さを実感してさらにやる気が出ました」と英語で投稿。ファンからは「また魂のこもった試合を見ることができるのかな?」など期待の声が上がっていた。
そんななか、武尊は自身のSNSを更新。「モヤモヤしてることがあるから一つだけ」と切り出すと、「勝って欲しいから みんな色々言ってくれてるのも分かる だけど僕の身体の現状を何も知らない人が、僕の全てを知ってくれていて 勝つ為に命懸けで一緒に戦ってくれてる セコンドやトレーナーを否定しないでほしい」と呼びかけた。
続けて、「僕は天才でもないし運動神経もないから 上手く戦うとかポイントを取る戦いは僕には出来ない。ディフェンスも下手だし技術も無いし 試合も練習も気合いだけでやってるから身体も壊れる。でもそれが自分が信じてやってきたことだし 僕が出来る一番の必勝方だと思ってる(原文ママ)」とし、「芯にあるものは変えるつもりはない」と戦い方の根本を変えるつもりはないと宣言。
最後は「自分が好きで始めた格闘技、最後くらい自分がやりたい戦いを やりたいようにやりきって 最後は笑顔で辞めてやる」と決意の言葉で締めた。
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(A.Kudo/SPREAD編集部)