■フォスターボンド
デビューは昨年10月の東京芝2000m。アオるようなスタートで後方からの競馬を強いられると、直線で大外から渋太く脚を伸ばしたが、アフィリオンの逃げ切りを許して2着に敗れている。敗れはしたが、最初の1000m通過が62秒フラットというスローペースの中、絶望的な位置からよく追い込んでいる。
◆【共同通信杯2024予想/穴馬ライズvol.1】「呪縛から解放され、ここで一発ズドンの可能性」 想定“6人気”前後の盲点
新馬戦と同条件で行われた前走の未勝利戦でも発馬がひと息で、道中は10頭立ての9番手から。しかし、スムーズな追走から、直線の入り口でギアを上げて追い出しにかかると、一完歩ずつ前との差を詰め、先に抜け出したコンドライトを最後は力でねじ伏せた。まだ馬体が緩い中で完勝しているあたり、センスの良さとポテンシャルの高さは相当だ。
前走後は山元トレセンで英気を養い、馬体はさらにパワーアップ。成長途上とあって、伸びシロも十分だ。長くいい脚を使うタイプで、広く直線が長い東京コースはおあつらえ向きの舞台。馬券妙味たっぷりの伏兵と言える。
2/10~11開催重賞 予想コラム一覧
特集
◆【馬券攻略】芸能人・予想家の本命・注目馬予想まとめ 「前週1着サクラトゥジュールを指名でズバリ!」
◆【京都記念】出走予定・枠順、予想オッズ、過去10年データ・傾向「4角6番手以下は勝ち馬ゼロ」
◆【共同通信杯】出走予定、予想オッズ、過去10年データ・傾向「ジャンタルマンタル無傷の4連勝なるか」
京都記念2024予想
◆【追い切り診断】ベラジオオペラを上回る「S」の最高評価 「絶好の仕上がりで勝ち負け必至」
◆【追い切り診断】ステッキ連発の闘魂注入で高評価 「前哨戦?と首を傾げる申し分ないデキ」
◆【追い切り診断】ルージュエヴァイユに迫る高評価で巻き返し警報 「状態キープで再現はある」
◆【追い切り診断】人気一角の5歳馬が……まさか「B」の低評価 「時計比較でもかなり見劣る」
◆【穴ライズ】「呪縛から解放され、ここで一発ズドンの可能性」 想定“6人気”前後の盲点
◆【枠順傾向】プラダリアが“連対率4.5%”の危機 想定8人気の伏兵に好条件揃う
◆【京都記念】過去“3連単67万円超”の波乱含み 狙いは伏兵ワン・ツーの馬単万券「高配当メソッド」
◆【前走ローテ】「格がモノを言う」 単回収値601、馬券内率66.7%の狙って“オイシイ”安定株は?
◆【危険な人気馬】重賞ウイナーながら“消し”の根拠 「ここはベスト条件にあらず」
共同通信杯2024予想
◆【データ攻略】予想単勝オッズ10倍超に「単回収値356」 ジャンタルマンタル1強に抗う穴馬
◆【データ攻略】ジャンタルマンタルに「0.2.1.12」 “馬券内率80%”の無敗馬が主役へ
◆【騎手データ】“人気以上に走る”馬券内率100%データ発見 「ジャンタル&川田Jは相手まで」
◆【穴ライズ】「ポテンシャルは重賞級、見限るのは早計」 単勝オッズ“2桁”想定の刺客
◆【穴ライズ】「メンバー屈指の切れモノは、伸びシロも十分」 前日“6人気”前後の伏兵
◆【共同通信杯】ジャンタルマンタルの逆転候補に“ジャスティン”か“ベラジオ”か 「ディープに重なる破壊力に期待」
◆【WIN5予想】“東京なら”ジャンタルマンタルを凌ぐ1頭 京都記念は前走大敗馬で両メイン「一点突破」
◆【前日オッズ】7勝マークの“勝ち負け濃厚ゾーン”にミスタージーティーとエコロヴァルツ
著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。