日本時間12日に開催される第58回スーパーボウル。NFLのシーズン王者を決める大一番に、AFCチャンピオンシップを制したカンザスシティ・チーフスとNFCを勝ち抜いたサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(49ers)が参戦。世界が熱狂するビッグ・イベントだ。
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レギュラーシーズンが17試合のNFL
注目度の高さに比例するように、出場選手の年俸も桁違い。チーフスのQB(クォーターバック)を務めるパトリック・マホームズは、2020年に10年総額4億5000万ドル(約630億円)という当時のNFL記録を破る超大型契約を締結。平均年俸に換算すると4500万ドル(約63億円)、そのスケールの大きさがうかがい知れる破格の年俸だ。
ところで、NFLの年間試合数はレギュラーシーズンで17試合。MLBの162試合、NBAの82試合と比べて格段に少ない。これは体への負担が極めて大きいことが理由のひとつで、ポジションごとに異なるが特に激しいタックルを受けやすいRB(ランニングバック)は平均して3年程度の選手寿命とも言われている。連戦による疲労回復や故障リスクを考えたうえでの試合数なのだろう。
単純計算で1試合=約3億7000万円が……
当時から契約内容が変わっていないと仮定したとき、単純計算で平均年俸約63億円をレギュラーシーズンの17試合で割ると「1試合=約3億7000万円」。NBAにおける昨年の総収入額約190億円の“キング・ジェームズ”ことレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)がこちらも単純計算では「1試合=約2億3000万円」となるが、双方ともに極めて価値が高く、替えの利かないオンリー・ワンのプレイヤーと言える。
マホームズが出場予定の第58回スーパーボウル2024は、日本時間12日(月)8:30キックオフ予定。ハーフタイムショーでヘッドライナーを務めるのは世界を代表するR&B男性アーティストのアッシャーだ。
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(SPREAD編集部)