日本代表MFの久保建英が所属するレアル・ソシエダは10日(日本時間11日)、ラ・リーガ第24節でオサスナと対戦。0-1で敗れた。
◆【実際の映像】久保建英は「あともう少しでゴールだった」 オサスナ戦で放った強烈ミドル
■最後まで攻撃姿勢崩さず
序盤から試合の主導権を握ったレアル・ソシエダは、ボールを保持したものの決定機を作り出せない時間が続いた。リトリートで構えるオサスナの堅守に手を焼いた。
そのなかで積極的に突破口を探ったのが、右ウイングに入った久保だ。15分にはカットインドリブルから逆サイドに展開し、好機の起点になると、30分には右サイドを抜け出して高精度クロスでアルセン・ザハリャンの絶好機を演出した。
さらに久保は37分、左サイドからのクロスを正確なトラップで収め、強烈なハーフボレーを放つ。ニアに狙ったシュートは相手GKの好セーブに防がれたものの、その直後には縦突破から右足でクロスを上げ、チームの攻撃に勢いをもたらした。
スペイン紙の『as』は、積極的に仕掛けた久保を次のように称えた。
「右からのサッカーでチームを盛り上げようと背中を押した。前半はもう少しでゴールを決めるところだった。彼はボックス内でのシュートでチームを牽引し、あわや同点弾という場面もあった」
49分に失点した直後、50分に久保はゴール目の前のニアサイドでザハリャンのクロスに合わせ、51分にはペナルティエリア内で左足を振り抜く。惜しくもチャンスを決められなかったが、53分には左から、54分には右からクロスを上げるなどアグレッシブなプレーで好機に絡んだ。
68分に左サイドからのクロスに反応した久保は、ゴール前に飛び込んだがシュートがミートせず決めきれなかった。絶好機を逃し、チームも0-1で敗戦。それでも、最後まで攻撃姿勢を崩さなかったその仕掛けは、間違いなくチームの背中を押していた。
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(SPREAD編集部)