NFLのシーズン王者を決める第58回スーパーボウルが現地時間11日に行われ、カンザスシティ・チーフスがサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(49ers)を25-22で延長戦の末に下し勝利。優勝チームに与えられる「ヴィンス・ロンバルディ・トロフィー」を2年連続で手にした。
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約1600万人が欠勤、約4500万人が生産性を……
熱狂とともに幕を閉じたアメリカ最大のスポーツイベント・スーパーボウル。祭りのあとの“代償”は、意外なところにまで波及しているようだ。
『UKG ワークフォース・インスティテュート』の調査によると、チーフスが49ersと対戦した今年のスーパーボウルから一夜明けた12日、約1600万人が欠勤し、約4500万人が生産性を落とすと推計。これは米国のフルタイム労働者のおよそ3分の1にあたる。
また、13日に調査会社ニールセンが発表した調査では、スーパーボウルの米国内におけるテレビ平均視聴者数は1億2000万人を超え、史上最多を更新。その熱狂度合いは年々加速していくばかりだ。それに伴う労働者の翌日休暇増対策として土曜開催に変更する、開催日を1週間遅らせることで「プレジデンツデー(2月第3月曜日に指定された祝日」の前日にする案も聞かれており、経営者はますます頭を悩ませそうだ。
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(SPREAD編集部)