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【フェブラリーS】ガイアフォースら該当「初ダートがGI」は過去27頭 その“激ヤバ”成績は

 

【フェブラリーS】ガイアフォースら該当「初ダートがGI」は過去27頭 その“激ヤバ”成績は

18日に東京競馬場で行われる第41回フェブラリーS(東京ダ1600m)。サウジカップ組のレモンポップ、ウシュバテソーロ不在は残念だが、除外想定から出走にこぎつけたオメガギネス(牡4、美浦・大和田成厩舎)など次世代のダート界を担う逸材がエントリーをはたした。

混戦ムードの一戦にあって、前売りオッズの時点で単勝10倍台と穴妙味を匂わせるのが初ダートのガイアフォース(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)。今回はこの馬にフォーカスしたデータを取り上げる。

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■父キタサンブラックはウィルソンテソーロを輩出

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デビューから一貫して芝路線を歩んできたガイアフォース。セントライト記念で初重賞制覇を飾ると、その後は安田記念4着、天皇賞・秋5着と一線級相手に好勝負を演じた芝重賞の常連ホースだ。そんな同馬が今回、ダートへと活躍の場を求めることとなった。

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血統背景をみると、父キタサンブラックは本レースにも出走するウィルソンテソーロを輩出。母父クロフネは言わずと知れた“砂の怪物”だ。そのバックボーンから陣営はダート適性ありと判断したのだろう。杉山晴紀厩舎所属の長岡禎仁騎手騎乗馬で思い浮かぶのは、2020年の2着馬ケイティブレイブ。“参加賞”では終わらせない意気込みも伝わってくる。

■「初ダートがGI」の馬券内はトゥザヴィクトリー1頭

ただ、気になるのは初ダートで臨むのがJRA・GIであるという事実。近走成績が頭打ちの馬や新境地を求めることで“初ダートがJRA・GI”に該当するケースは意外なほど多く、ソダシやカレンブラックヒル、レッドスパーダ、キングヘイローなど3番人気以内に支持された馬もチラホラ。歴然の猛者と繰り広げた芝での経験がどう活きるのか……その結果は散々たるものだった。

・初ダートがJRA・GI該当馬の成績【0.0.1.26】

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該当馬27頭の成績は上記のとおり。掲示板内を確保した馬を探すほうが大変なレベルで、前述した4頭はいずれも10着以下に敗れていた。経験値が重要な砂路線で初ダート組が超えるべき壁は高い。

なお、唯一の馬券内該当馬は2001年のフェブラリーステークス3着馬・トゥザヴィクトリー。8枠16番からすんなり先行し、終始砂を被らない競馬で持ち前の粘り腰を発揮した。4枠7番と真ん中寄りの枠を引いた今回、好走のカギは当時のトゥザヴィクトリーのように砂を被らず運べるか否かにかかっている。

前述のトゥザヴィクトリーはのちにドバイワールドカップ2着。データ上は買い材料が見出しにくいガイアフォースがここで馬券内に入れば“ワールドクラスの砂適性”の持ち主として評価可能な逸材と捉えられそうだ。決戦は日曜日。ガイアフォースの動向から目が離せない。

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(SPREAD編集部)

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