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【MLB】まだ1試合も投げていないけど……山本由伸のカーブと今永昇太のストレートを「もっとも厄介な球種」に選出 公式サイト

 

【MLB】まだ1試合も投げていないけど……山本由伸のカーブと今永昇太のストレートを「もっとも厄介な球種」に選出 公式サイト
ドジャースの山本由伸(C)ロイター

MLB公式サイトは16日(日本時間17日)、「各チームのもっとも厄介な球種を見極める」と題して、特集記事を掲載。全30球団それぞれのチームにおいて、もっとも厄介で凄まじいボールを投げる投手と、その球種を紹介した。

◆【実際の動画】山本由伸の「衝撃的な」初ライブBPの投球 変幻自在の変化球&剛速球で魅了

■千賀の「お化けフォーク」も選ばれる

記事は冒頭、「春季キャンプが始まった今、我々は全30球団の投手陣の実力を初めて目にすることになる」とした上で、「2024年を迎える各チームで、もっとも凄まじいボールを投げるのは誰だろうか。我々は地区ごとに選出した」と、各チームから1人(1球種)を選んで紹介した。

日本勢は3人が選ばれており、メッツ千賀滉大投手(ゴーストフォーク)のほか、まだメジャーで1試合も登板していないにもかかわらず、ドジャース山本由伸投手(カーブ)、カブス今永昇太投手(フォーシーム)が選出された。

昨季メジャー1年目で12勝を挙げた千賀は、ジャスティン・バーランダー投手とマックス・シャーザー投手という2枚看板が夏に抜けた後、「お化けフォーク」を武器にエース格として奮闘。MLB公式サイトは「センガのフォークは、彼のデビューイヤーにおいて神秘性を存分に発揮した。球界でもっとも打たれない球種の1つとなり、被打率はわずか.110。110個もの三振を奪い、空振り率は60%近くに達した」と評価した。

■山本は「スプリットを選んでも良かった」

山本について、同サイトは「彼がメジャーで1日も投げていないことは関係ない。ドジャースは、日本のエースがサイ・ヤング賞クラスの素材であることを知っており、その中でもカーブは彼の持ち球の中でもっとも美しいボールだ」とし、動画も付けて称賛。さらに「(カーブではなく)彼のスプリッターを選んでも良かった」とも付け加えた。

山本と同じくメジャー移籍1年目の今永については「これはワイルドカード的な選択。彼はもうすぐMLBデビューを果たすが、我々はすでにWBCで彼の投球を見ており、優れた伸びのあるストレートを持っていることを理解している。前評判以上に良いことを願う」と記した。

現時点では千賀、山本、今永とも先発ローテーションの軸として考えられているが、公式サイトに認定された“厄介なボール”を武器に活躍できるか、注目だ。

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文●SPREAD編集部