米専門局『MLBネットワーク』は21日(日本時間22日)、シーズン前の恒例企画「今季のトップ100選手ランキング」のうち、未発表だったベスト10を選出。1位には昨季ナ・リーグMVPのロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)が選ばれ、ア・リーグMVPの大谷翔平投手(ドジャース)は4位という結果になった。
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■2年連続1位も今年はアクーニャJr.に譲る
大谷はエンゼルス時代の2022、23年と同ランキングで1位を獲得していたが、今季は4位となり3連覇はならなかった。
ランキングを掲載したMLB公式サイトは「10年総額7億ドルという記録的な契約を結んだオオタニだが、昨年9月に右肘手術を受けたため、ドジャーブルーのユニフォームを着て戦う最初のシーズンは投手として投げない。おそらく、それが新シーズンに向けて彼がリストの上位にいない理由だろう」と記した。
その上で「しかし、今季のオオタニは打者として出場する。地球上でもっとも優れた野球の才能が、打席で成果を上げることだけに集中すれば本当に信じられないような数字が見られるだろう」とし、打者専念で得られる成績に期待した。
昨年の25位から1位にジャンプアップしたアクーニャJr.は、昨季史上初となる同一シーズン40本塁打(41本)、70盗塁(73盗塁)を達成。同サイトは「歴史に残るシーズンを送り、MVPに選ばれた彼は、そのパワーとスピードのコンボにより、現在の野球界でもっとも魅力的な選手である」と称えた。
■ベッツ、フリーマンもベスト10入り
2位には大谷の同僚ムーキー・ベッツ内野手(ドジャース)が入り、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が3位で続いた。
以降は5位フレディ・フリーマン内野手(ドジャース)、コーリー・シーガー内野手(レンジャーズ)、7位フアン・ソト外野手(ヤンキース)、8位ヨルダン・アルバレス外野手(アストロズ)、9位ゲリット・コール投手(ヤンキース)、10位フリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ)となった。
日本勢では山本由伸投手(ドジャース)が61位、千賀滉大投手(メッツ)が63位、鈴木誠也外野手(カブス)が84位にランクインした。そのほか、エンゼルスで大谷と「トラウタニ」を形成したマイク・トラウト外野手は昨年の3位から12位へダウン。ケガに悩まされたここ数年の低迷が響いた形になった。
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文●SPREAD編集部