■ジオグリフ
昨年はダートに活路を求め、春はサウジアラビアとドバイ、秋は国内の砂路線を転戦。サウジCこそパンサラッサの4着と健闘したが、ドバイワールドCは11着、マイルCS南部杯は9着、チャンピオンズCでは15着と振るわず4歳シーズンを終えている。結果的に見ればダートが合わなかった印象で、近走の敗戦は度外視していい。
◆【中山記念2024予想/穴馬アナライズvol.1】想定“6人気”以下の盲点 「サウスポーと決めつけると痛い目に遭う」
この馬が一番の輝きを放ったのが、3歳だった2022年の皐月賞。先行策からレースを進めると、一緒に上がってきたイクイノックスを直線で競り落とし、最後はドゥデュースの追撃も凌いでV。近年まれに見るハイレベル世代の中でのクラシック戴冠は、ポテンシャルの高さを証明するものであり、まともなら今回のメンバーに入っても引けを取らない。
芝のレースは、昨年の宝塚記念以来。GI勝ちの実績がある中山コースもプラスで、久々の芝で復活の走りまであっていい。同じく皐月賞馬であるソールオリエンスの方が人気になっているが、馬券の妙味ではこちらに軍配。積極的に買い目に加えていきたい。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。