「最近の相手と全く違う……」井上尚弥、ネリ戦後の相手は25歳の“打たれない男”? プロモーターは自信「彼が王者になる」

 

「最近の相手と全く違う……」井上尚弥、ネリ戦後の相手は25歳の“打たれない男”? プロモーターは自信「彼が王者になる」
井上尚弥 撮影:SPREAD編集部

世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)は年内に25歳のサム・グッドマン(オーストラリア)とオーストラリアで試合を行う予定で交渉中であると、米メディア『BOXING SOCIAL』が報じた。

◆「高額な違約金を設定すべし」井上尚弥、“悪童退治”が現実味も……東京ドーム決戦にファン懸念

■グッドマンは17戦全勝の25歳

5月6日には、元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)と東京ドームで対戦する見通しの井上だが、次戦の話もすでに進んでいるようだ。

グッドマンのプロモーターを務めるジョージ・ローズCEOは、『FOX SPORTS Australia』のインタビューで、井上のプロモーターであるボブ・アラムCEOと年内に井上をオーストラリアに招へいする計画が進行中であることを明かした。

ローズCEOは、「これはオーストラリアのボクシングだけでなく、オーストラリアのスポーツ界にとっても大きなクーデターになるだろう」とし、「イノウエは、一世代に一人のファイター。わたしの意見では、パウンド・フォー・パウンド(PFP)で世界NO.1だ」と、井上にリスペクトを示した。

さらに「現時点で彼が持つオーラ、彼を比較できるファイターはパッキャオだ」と絶賛。「彼の記録、世界タイトル、すべての功績を見ると、それは驚異的だ。それが、彼が日本のスタジアムを満員にする理由であり、世界中でこれほど多くのファンを抱えている理由であり、彼が世界タイトル戦に臨むたびに世界中が注目する理由だ」と井上の実績に太鼓判を押した。

対戦予定のグッドマンは、17戦17勝と無敗を誇る25歳。今月16日には、マーク・シュライブス(オーストラリア)との試合が控えている。

ローズCEOは、「井上の最近の対戦相手を見ると、サミーとはまったく違う」とし、「だからこそ、彼はチャンピオンになれるのです。サミー・グッドマンは、“打たれない男”だからね」と胸を張った。「彼(グッドマン)はいつも相手の前にいるが、彼は殴られることがない。そしてそれが、彼が自信を持ってこの戦いに取り組んでいる理由だ」と、井上との試合に自信を覗かせている。

◆「高額な違約金を設定すべし」井上尚弥、“悪童退治”が現実味も……東京ドーム決戦にファン懸念

Advertisement


◆井上尚弥のジャブは「残酷なほど正確」 圧倒的な手数差がスタッツ公開で明らかに

◆「次元が違う」前田日明、那須川天心の“天才性”を分析 井上尚弥とは「優劣の問題ではなく、何かが違う」

(A.Kudo/SPREAD編集部)

スクロールすると広告の後にコンテンツが続きます