【弥生賞/穴ライズ】想定オッズ“80倍”前後の爆穴 「レースをイメージすると展開向く」

 

【弥生賞/穴ライズ】想定オッズ“80倍”前後の爆穴 「レースをイメージすると展開向く」

■シリウスコルト

福島の芝1200mでデビューしたシリウスコルトは、2戦目に芝1600mの新潟2歳S、3戦目に芝2000mの芙蓉Sと、徐々に距離を延ばしている。2走前の芙蓉Sでは、道中は好位追走から、勝負どころでじわじわとポジションを上げていき、直線の坂下で抜け出してそのまま押し切ってみせた。これが自身2勝目となっている。

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前走のホープフルSは、中団の内ラチ沿いに構えて進行。3、4角ではコーナーワークを利して先行集団に取り付き、一瞬抜け出してきそうな場面もあったが、そこからは脚色が一緒になり6着に敗れている。

ここまで4戦2勝。敗れた2戦は新潟2歳Sと前述のホープフルSだが、いずれも横一線からの切れ負けという競馬。一方、勝った芙蓉Sを見ても、少頭数で早めに動く競馬になると渋太く、レースをイメージすると今回は展開が向きそうだ。このコースでの適性も証明済みなだけに、一発があってもおかしくない存在と言える。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。