第17回東京マラソンは3日、9:10に号砲。現日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)、世界陸上2023・ブダペスト大会で40km過ぎまで5位と大健闘した山下一貴(三菱重工)、東京五輪の男子マラソン代表である服部勇馬(トヨタ自動車)ら、パリ五輪代表の切符をかけて有力選手がスタートした。
◆【東京マラソン2024】「パリ五輪選考レースの最終章」コース・エントリー招待選手・芸能人など見どころを一挙紹介
キプチョゲが世界新記録ペースで快走
先頭集団はエリウド・キプチョゲ(ケニア)ら、4人の海外招待選手とペースメーカーで形成。15kmの通過タイムは世界記録より10秒以上も速く、下り基調の前半とはいえ東京の地での世界記録更新も夢ではない状況だ。公式のマラソンで2時間切りを達成したランナーはおらず、偉業達成はなるだろうか。
日本人トップ争いは、有力候補のひとりである山下一貴(三菱重工)が早くも集団から脱落する厳しい状況に。現日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)、東京五輪の男子マラソン代表である服部勇馬(トヨタ自動車)、2時間5分台の持ちタイムを誇る其田健也(JR東日本)らはパリ五輪への設定記録となる2時間5分50秒を上回るペースで集団に位置している。
◆【東京マラソン2024】「パリ五輪選考レースの最終章」コース・エントリー招待選手・芸能人など見どころを一挙紹介
◆【東京マラソン2024】日本長距離界の女王が「前田穂南超え」も “箱根区間賞ランナー”が記録更新のカギに
◆【東京マラソン2024】「自分が走ってるみたい」「イメトレになった」 42.195kmの“体験映像”にランナー興奮
(SPREAD編集部)