米ツアー昇格大会4戦目となる「アーノルド・パーマー招待」は7日、フロリダ州のアーノルド・パーマーズベイヒルクラブ&ロッジ(7466ヤード、パー72)で開幕する。
本大会は世界ランキング上位の選手たちが集結する豪華なフィールドであると同時に、会場となるアーノルド・パーマーズベイヒルクラブ&ロッジにはある“名物ホール”が存在する。
◆【実際の映像】打った瞬間両手を挙げた!“ゴルフの科学者”ブライソン・デシャンボーがパー5ワンオンに挑戦した瞬間
■B.デシャンボーが魅せた370ヤードのスーパーショット
ベイヒルクラブ&ロッジの名物ホールは6番555ヤードのパー5。このホールは大きな湖を反時計回りに半周するような左ドッグレッグホールとなっている。ティイングエリアからグリーンに到達するためには350ヤード近いキャリーが必要とされ、ほとんどの選手が池を迂回するようにフェアウェイに運び、2オンや3オンを狙っていく。
しかし2021年の大会では、3日目にブライソン・デシャンボーが池越えのワンオンに挑戦。自身のパワーを生かして放たれたショットは、見事に池を越えグリーン右側のラフへ。惜しくもワンオンとはならなかったがその際記録した飛距離は370ヤード。グリーンまでわずか70ヤードの地点まで飛ばしていた。
この際のショットデータを見ると、ボールスピードは時速194マイル(86.73メートル毎秒)、最高到達点は115フィート(35.05メートル)を記録。この最高到達点はメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が放つホームランに近い高さとなっている。
■ワンオンに挑戦し「18」叩いたJ.デーリー
過去6番でワンオンに挑戦したのはB.デシャンボーだけではない。
1998年の大会では、かつての飛ばし屋ジョン・デーリーがワンオンに挑戦。しかし結果は5回連続で池のなかへ。6回目となる13打目でようやく右サイドのラフへ運んだが、最終的には18打という不名誉な記録を作ってしまった。
今年はパー5ワンオンに挑戦する猛者は現れるのか。
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◆V予想トップは世界ランキング1位のS・シェフラー 松山英樹は11位番目
(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)