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【MLB】マリナーズ指揮官、“打者二巡目で山本由伸とらえた”カギを明かす 「良い投手であることに疑いの余地はないが……」

 

【MLB】マリナーズ指揮官、“打者二巡目で山本由伸とらえた”カギを明かす  「良い投手であることに疑いの余地はないが……」
ドジャースの山本由伸(C)ロイター

ドジャース山本由伸投手が13日(日本時間14日)、アリゾナ州グレンデールで行われたマリナーズとのオープン戦に先発。開幕前最後の登板は4回2/3を8安打4失点で敗戦投手となった。毎回の7奪三振も連打を浴びる展開で、課題を残す投球となった。

試合は8-1でマリナーズが快勝。米複数メディアが伝えている。

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■毎回の7奪三振も連打を浴びる

21日に韓国で行われる、パドレスとの開幕第2戦に先発する予定の山本。初回は3者連続三振と最高の形でスタートし、3回まで1安打無失点と好投。しかし、4回に急変。先頭から4連打を許して2失点すると、5回にはピッチクロック違反や暴投も重なり、3長短打を浴びて2点を献上した。その後、5番ミッチ・ハニガー外野手を遊ゴロに打ち取った時点で球数が73球に達し、デーブ・ロバーツ監督が交代を告げた。

結局、この日は4回2/3を8安打4失点、1四球7奪三振で降板。最速は96マイル(約154キロ)だった。

開幕へ向けて不安を残すマウンドとなったが、デーブ・ロバーツ監督はメジャー1年目の右腕について「良い春を過ごしたと思う」とした上で、「彼はメジャーの打者について学ぶ機会を持った。今日も最初の2イニングは完璧だった。しかし、3、4、5回は変化球をコントロールできず、甘く入った速球を狙われた。ただ、シーズンのスタートに向けて準備ができているし、良い状態にあると思う」と評価した。

■他の日本投手と違う点を指摘

一方、山本を打ち崩したマリナーズのスコット・サービス監督は「本当に良い試合だった。 おそらく、この春を通じて総合的には最高の試合だった」と終始笑顔。試合前には「ドジャースはパドレスとソウルシリーズを行うが、その前に彼らの自信を潰すつもりだ」と意気込んでいたが、その通りの結果になった。

マリナーズ打線は、快調に飛ばしていた山本を打順が2回り目、3回り目となったところで捉えたが、これは偶然ではなく、同監督は各打者が“調整”したことを強調。「ヤマモトの投球フォームは非常にユニーク。多くの日本投手はプレートを踏む際、もっとゆっくり慎重になるが、彼の投球動作は速く、打者も急かされる。彼と初対戦だった選手たちは1巡目ではタイミングが合わなかったが、1打席目で感覚をつかみ、2打席目からアジャストした」と話し、テンポ良く投げ込んで来る山本の投球に対応したことを明かした。

「我々はベンチから試合を見て、(改善点について)絶えず話をしている。ヤマモトが良い投手であることに疑いの余地はないが、我々も試合が進むにつれて対応していく必要があり、今回は選手たちがそれをうまくやってくれた」と振り返った。

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初対戦でも回を追うごとにアジャストして来るメジャーの打者たち。山本にはそれを上回る修正能力が求められる。

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文●SPREAD編集部