【MLB】「ヤマモトがついにデビュー」開幕2戦目先発の山本由伸 今季のブレイク筆頭候補に選出「メジャーをすぐに支配」

 

【MLB】「ヤマモトがついにデビュー」開幕2戦目先発の山本由伸 今季のブレイク筆頭候補に選出「メジャーをすぐに支配」
山本由伸(C)Getty Images

21日の開幕2戦目でメジャーデビューを飾るドジャース山本由伸投手。フェルナンド・タティスJr.外野手やマニー・マチャド内野手らスター選手が揃うパドレス強力打線に対して、どう挑むのか注目が集まっている。開幕を控えた19日には米メディア『FOX SPORTS』が、今季のブレイク候補(投手)トップ5人を発表し、山本を1位に推した。

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■“大谷マニア”ベン・バーランダー氏が選出

『FOX SPORTS』でブレイク候補の5投手を選定したのは、大谷翔平マニアとしても知られるアナリストのベン・バーランダー氏。「5人は全員比較的若い選手でMLB経験は限られているが、すぐにメジャーを支配することになる才能を備えている」と指摘し、いの1番に山本の名前を挙げた。

同氏は「ヤマモトは21日、ついにMLBデビューを果たす。そして、彼がなぜ巨額契約(12年総額3億2500万ドル)に値するのかすぐに示すだろう」と期待を寄せた。その上で「できるだけ早くメジャーの野球に慣れる必要があるが、幸いなことに25歳の彼はそれを実現するためのあらゆるツールを持っている。彼は素晴らしい速球、厄介なスプリッター、そして(大エースの)クレイトン・カーショー投手を彷彿とさせるカーブボールを持っている。メジャーの打者も翻弄するだろう」と推測した。

また、「早い段階でいくつか問題が発生すると思う」と予見しつつ、「日本と米国、異なるリーグでプレーするのは常に難しい移行となる。しかし、それらの問題が迅速に解決されることを期待している」とした。

■グラスノーとともにローテーションの軸

ドジャースの先発投手陣は、大谷が2025年までマウンドに立つことができず、主力のカーショー投手とウォーカー・ビューラー投手も健康面で不安を残すため、山本は新加入のタイラー・グラスノー投手とともにローテーションの中心としてチームを支えることを期待されている。

19日には試合会場となる高尺スカイドームで調整を行った山本。おなじみの“やり投げトレ”などで1時間ほど汗を流したという。日本で3年連続「投手4冠」を達成した実力をいきなり見せつけることができるか、注目が集まっている。

ちなみに、山本以外のブレイク候補は、前田健太投手の同僚であるタリック・スクバル投手(タイガース)、グレイソン・ロドリゲス投手(オリオールズ)、カイル・ハリソン投手(ジャイアンツ)、コール・ラガンズ投手(ロイヤルズ)の名前が挙がった。

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文●SPREAD編集部

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