早田ひな、横井咲桜相手に圧巻の2連勝でファイナルへ「準備していた」 指揮官もエースに賛辞「うちのセオリー通り」【Tリーグ】

 

早田ひな、横井咲桜相手に圧巻の2連勝でファイナルへ「準備していた」 指揮官もエースに賛辞「うちのセオリー通り」【Tリーグ】
早田ひな 撮影:SPREAD編集部

ノジマTリーグ 2023-2024シーズン」は23日、女子のプレーオフセミファイナルが行われ、レギュラーシーズン2位の日本生命レッドエルフは同3位の日本ペイントマレッツと対戦。3-2で勝利しファイナル進出を決めた。

◆早田ひな、孫穎莎も評価した成長の跡「勝てて幸運だった」 世界女王が見せた振る舞いも注目「握手の際にラケットで……」

■横井との2試合で圧巻撃破

早田ひなは3番手で出場。横井咲桜相手に第1ゲームを失ったものの、第2ゲーム目以降は調整し逆転勝利。迎えたビクトリーマッチでは同じ横井相手にリードを許しながらも、終盤に勝負強さを見せて勝ち切った。

早田は試合後、「赤江選手が1-1で回してくれて、すごい自分でも戦いやすい状況にしてくれた。3番の試合は1ゲーム取られてしまったけど、2ゲーム目からいつもの自分がやっと出てきた印象」と第3マッチを振り返る。

また再戦となったビクトリーマッチは「勝っても負けても準備していた」という早田。「7ゲーム目の試合の5ゲーム目くらいの感覚で試合ができたので、すごい力みもなく戦えた」とチームを勝利に導いた試合について述べた。

村上恭和総監督も「(横井は)この試合に入る前から決めていたと思う。当然練習も積んでいたと思うから、予定通り出してきた」と早田と横井のマッチアップについて言及。

その上で、「Tリーグ始まってから大事な試合で勝ってきたのは早田」と全幅の信頼を明かし、「うちのセオリー通りで一人エースになった。それだけです」と日本のエースの底力を称賛した。

Advertisement


なお、勝利した日本生命は、24日に行われる木下アビエル神奈川とのファイナルに挑むことになる。

◆早田ひな、孫穎莎も評価した成長の跡「勝てて幸運だった」 世界女王が見せた振る舞いも注目「握手の際にラケットで……」

◆張本美和が明かした平野美宇、長﨑美柚、木原美悠の“凄み” 誓ったTリーグ制覇への想い「確実に2連覇を達成する」

◆「卓球より勉強が大事」15歳・張本美和が語った過去、今、未来 家族と女王への想い…見据える世界一「五輪金が最大の夢」

(Y.Imoto/SPREAD編集部)