ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地でのエンゼルス戦に「2番DH」で先発出場。移籍後初めて訪れたエンゼルスタジアムで、ファンからの大歓声に迎えられた。
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■隣町のライバル球団同士
大谷がエンゼルスタジアムの打席に立つのは、昨季8月23日(同24日)のレッズ戦以来。第1打席に向かうと、場内は割れんばかりの大歓声に。電光掲示板ではエンゼルス時代の名場面集が流され、一度打席に入った大谷はタイムをかけると、笑顔でヘルメットを脱いでファンへ感謝の思いを示した。
一方で、第2打席では球場中から大ブーイングを浴びた。現地実況も思わず「ワオ」と驚きの声をあげたが、本来エンゼルスとドジャースはリーグこそ違えど、長年ライバル関係にある天敵同士。試合中にマイクをつけて実況席のインタビューを受けていた、ディノ・イーベル三塁コーチも「隣町の強いチームに行ったのだから驚かないよ」と理解を示していた。
第1打席はかつての英雄に対する敬意を、そして第2打席ではライバルチームの主砲へ厳しい洗礼を。アメリカらしい演出たっぷりの、古巣帰還となった。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)