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【MLB】大谷翔平が採用した“クリケット打法”の舞台裏 「オオタニが打撃コーチのバッグから……」雨で中断中に突然の行動

【MLB】大谷翔平が採用した“クリケット打法”の舞台裏 「オオタニが打撃コーチのバッグから……」雨で中断中に突然の行動
ドジャースの大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ドジャース大谷翔平投手が敵地でのツインズ戦に「2番DH」でスタメン出場し、第2打席で二塁打を放った。6試合連続安打をマークしたが、この日は5打数1安打で6試合連続マルチ安打とはならず、打率は.333となった。試合はドジャースが6-3で勝利し、リーグ最速で10勝に到達した。

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■今永に2打席封じられ急きょ修正

初回の第1打席は見逃し三振に倒れた大谷だったが、3回2死走者なしの第2打席目で二塁打を放った。6試合連続安打となった一撃は、打球速度114.0マイル(約183.5キロ)を記録した鋭い当たりで、きれいに一、二塁間を破った。

これで今季8本目の二塁打となり、長打12本とともに両リーグトップに立った。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると「ドジャース初出場から14試合で計12長打は少なくとも1901年以降では球団最多」だという。

直近の安打6本は二塁打4本、三塁打1本、本塁打1本とすべて長打。復調の要因の1つとされているのが、クリケットのバットを使った打撃練習。7日(同8日)に開催されたカブス戦で今永昇太投手と対戦した際、第1打席が空振り三振、第2打席は三邪飛と完全に抑え込まれた。

しかし、試合は雨の影響で4回裏途中から中断。結局、中断時間は2時間51分に及んだが、その間に大谷はクリケットのバットを手に取り、ティーバッティングでスイングの軌道を確認し、修正。そして、中断明けは2本の長打をマークしていた。

■ド軍コーチ「もう止められない」

米スポーツメディア『The Athletic』は、この中断中に大谷が取った行動を描写。「彼は練習用機材が入ったアーロン・ベイツ打撃コーチのバッグをゴソゴソ漁ると、通常の野球バットと同じようなグリップでありながら、根元から先端にかけてはクリケットのように表面が平らになっているハイブリッドのバットを取り出した」と記し、これまで誰も使ったことがなかった練習用具を突然手に取ったと指摘した。

その後、「オオタニはこのクリケットタイプのバットを握り、ティーバッティングを開始。彼が実行に移したアイディアの目的は、フィニッシュに至るまでの最適なスイング軌道を確認し、(手首を早く返すことなく)バットの面をなるべく長く見せたままプレート上を通過させることだった。彼はすぐに好感触を得た」と伝えた。

ベイツ打撃コーチはこの時の様子について「雨で中断に延期になった時、みんな混乱していた。悪ふざけとかして時間を潰していた。でも、オオタニがその練習を始めたら、みんなも同じように使って練習を始めたんだ」と笑った。そして「オオタニはタイミングが良くなって、あらゆるボールに対応し始めた。相手投手は同じ攻めが通用しなくなっている」と復調ぶりを表現した。

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同コーチは「打者は時々カチッとハマる時がある。もしハマったら、もう止まらない」と話し、まさに今の大谷が“ゾーン”に突入していると説明した。

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