【帝王賞/馬連3点】1人気が8連敗中で「絶対的な信頼感は置けない」 “大井2000mなら”狙える巧者に妙味

【帝王賞/馬連3点】1人気が8連敗中で「絶対的な信頼感は置けない」 “大井2000mなら”狙える巧者に妙味
帝王賞2024の枠順

26日、大井競馬場でダート界の上半期の総決算、第47回帝王賞(JpnI、ダ2000m)が行われる。

今年は中央馬が7頭、地方馬が6頭の13頭立て。過去10年の馬連平均配当は1万1580円だが、大波乱となった2021年を除くと1211円で、比較的人気サイドの決着になる傾向が強い。一方、1番人気が8連敗中と不振にあえいでおり、人気馬の取捨によっては少点数勝負でも旨い配当にありつける可能性は高い。果たして今年は――その結末を予想する。

◆【帝王賞2024予想/買い目】人気馬“バッサリ” 大井巧者を抜粋して馬連BOX3点勝負

■不安材料は大井適性と1人気の不振

JpnIの勝ち馬が4頭名を連ねる中、1番人気に推されるのはウィルソンテソーロか。昨年はチャンピオンズC、東京大賞典で2着に好走。今年に入って、フェブラリーSこそ距離が合わず8着に敗れたが、前走のドバイワールドCでは、世界の強豪を相手に4着と善戦。レモンポップやウシュバテソーロといった現役ダート界の猛者と互角に渡り合う実力は、一目置かざるを得ないだろう。

しかし、実績としてはJpnIIIを3勝しているのみで、ビックレースばかりを使われているとはいえ、5戦未勝利と勝ち星からは遠ざかっている。大井コースも未勝利で、昨年のJBCクラシックでは、砂を入れ替えたばかりのコースに対応できず5着。東京大賞典では原騎手の好プレーで2着に好走したもので、追われる立場になると、逃げの手も打ちづらく、安全策の立ち回りになったときに果たして力を十二分に発揮できるだろうか。

川田騎手とのコンビは3戦3勝で、手の内に入れているのは確かだが、心情的には原騎手とのコンビでビックタイトルを掴んでもらいたいクチ。1番人気馬の成績は、過去10年で【1.4.2.3】と、前段でも記したように、2015年ホッコータルマエの勝利を最後に8連敗中で、絶対的な信頼感は置けない点も気にかかる。馬券的には、ここは“バッサリ”で考えたい。

■ノットゥルノや4歳新星が逆転も

“大井2000mなら”という注釈付きで、常々注目していたノットゥルノがようやく上昇気流に乗ってきた。2022年のジャパンダートダービーを勝って以降、10戦未勝利の低空飛行を続けていたが、今年2月の佐賀記念で久々の快勝劇。舞台の合わない川崎記念では6着に敗れたが、前走の名古屋グランプリでは圧勝を飾り、帝王賞で2度目のJpnI獲りを目論む。

佐賀記念も名古屋グランプリも相手関係に恵まれた点は否めないが、やはり好走条件は右回りの2000m付近。大井は【1.2.0.2】と好相性の舞台で、同じ5歳のウィルソンテソーロとの比較でも、レース経験値はノットゥルノのほうが上。帝王賞5勝と最多勝利数を誇る武豊騎手が鞍上で、そこまで人気が被らないようなら“おいしい”配当にありつけそうだ。

また、過去10年の年齢別成績で【4.4.1.12】と、勝率・連対率・複勝率で最も良績を残すのが4歳馬で、今回のメンバー中、唯一の4歳馬セラフィックコールも気になる存在。昨年のチャンピオンズCで10着、前走の川崎記念も5着と、ビックレースで結果を残していないが、どちらも左回りコースで不得手の舞台だった可能性は高い。

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デビュー以来、4戦4勝と無敗の右回りコースなら話は別。勝ったレースはすべて上がり最速を繰り出しており、近5年の帝王賞では、上がり3F最速の馬が【4.1.0.0】とパーフェクト連対で、切れ味を武器とする馬が台頭する傾向にある。実績面で評価を2番手とするが、レーン騎手とのコンビでは2戦2勝と逆転も可能とみる。