【MLB】ゲレーロJr.がヤンキース移籍に向けて「態度を軟化」 トレード市場に大きな波紋「これはビジネス」

【MLB】ゲレーロJr.がヤンキース移籍に向けて「態度を軟化」 トレード市場に大きな波紋「これはビジネス」
ブルージェイズのゲレーロJr. (C)Getty Images

ブルージェイズブラディミール・ゲレーロJr. 内野手が24日(日本時間25日)、ヤンキース移籍に前向きなコメントをした。かつて「ヤンキースと契約することはない。死んでもない」と発言していた大砲の心変わり。トレード期限(現地7月30日)が迫る中、波紋を呼んでいる。

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■「契約は絶対ない。死んでもない」から軟化

父親であるブラディミール・ゲレーロの出身地、ドミニカ共和国のメディア『Virus Deportivo』のインタビューに応じたゲレーロJr.内野手。2022年には「ヤンキースと契約することは絶対にない。死んでもダメだ」と発し、翌23年にも「(理由は)家族にまつわる個人的なこと。変えることはない」と自身の主張を繰り返していた。

ヤンキース移籍に拒否反応を示していたゲレーロJr.だが、今回は同メディアの「ヤンキースがトレードであなたを獲得しようとした場合、過去のコメントを再考するか」という質問に対して、「人は時々、間違ったことを言うものだ。ヤンキースについて言ったことを撤回しようとしているわけではないが、これはビジネスだ。私は父や家族と腰を据えて話し合った。ビジネスとして捉えるべきだ」と答え、ニューヨーク行きも選択肢に入っていることをうかがわせた。

その上で「私はあくまで1人の選手。もし、ヤンキースが私を選んだのなら、それは私を必要としているから。もちろん、どのチームも喜んで手助けしたい。しかし今は、ブルージェイズが悪い流れから抜け出すことに集中している」と話した。

この一連のコメントを受けて、米メディアも大きく報道。米スポーツメディア『ブリーチャー・レポート』は「ゲレーロJr.はブルージェイズからヤンキースへのトレードに前向き」という見出しを掲げれば、米スポーツ専門局『ESPN』も「ゲレーロJr.がヤンキース移籍の可能性」と記した。また米地元紙『ニューヨーク・デイリー・ニュース』は「移籍へ向けて態度を軟化させた」と伝えた。

■ジャッジ、ソトらと強力打線を形成か

そもそも、同選手がヤンキースを嫌う理由(家族にまつわる個人的なこと)とは何なのか。実は父親ゲレーロには03年シーズン終了後、ヤンキース移籍の可能性があった。しかし、当時のヤンキースオーナー、ジョージ・スタインブレナー(故人)が、獲得候補のうちゲイリー・シェフィールドをチョイス。結局、ゲレーロはエンゼルスへ加入したが、この時にひと悶着があったのではないか、と言われている。

確執を乗り越え、ヤンキース移籍にOKサインを出したゲレーロJr.だが、同じア・リーグ東地区に所属するチーム間でのトレードがすんなりとまとまるはずはない。ただ、ブルージェイズは地区最下位に沈んでおり、今夏のトレード市場では「売り手」に回る可能性は否定できない。

アーロン・ジャッジ外野手、フアン・ソト外野手、ジャンカルロ・スタントン外野手らを擁するヤンキースの強力ラインナップにゲレーロJr.も加わるのか。ビッグネームから突然発せられたコメントに波紋が広がっている。

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