【MLB】止まらぬ投壊……「ドジャースは球界で最も投手を必要としているチーム」と米メディア指摘 グラスノーのIL入りで補強必須か

【MLB】止まらぬ投壊……「ドジャースは球界で最も投手を必要としているチーム」と米メディア指摘 グラスノーのIL入りで補強必須か
ドジャース・ボビー・ミラー(C)ロイターUSA TODAY Sports

ドジャースは9日(日本時間10日)、敵地でのフィリーズ戦に臨み、1-10で大敗した。先発右腕のボビー・ミラー投手がトレイ・ターナー内野手に満塁弾を浴びるなど、4回10安打9失点の大乱調だった。「1番DH」で先発出場した大谷翔平投手は2打数1安打1盗塁。大量リードを許す展開となったため、7回に代打を送られて交代となった。

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■指揮官「今夜の試合は恥ずかしかった」

両リーグ最高勝率.648を誇るフィリーズ相手に歯が立たなかった。ドジャースの先発ミラーは2回に3連打を浴びて3失点。続く4回にはターナーに満塁本塁打を浴びるなど6失点。序盤から大量リードを許す展開となったため、デーブ・ロバーツ監督はフレディ・フリーマン内野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手、そして大谷と主力を次々とベンチに下げ、休養に充てさせた。

早々に大勢が決する中、救援陣を温存する目的でキケことエンリケ・ヘルナンデス内野手をマウンドに送るなど屈辱的な采配を強いられたロバーツ監督。試合後には「今夜の試合は恥ずかしかった」と振り返った。

先発ミラーについては「フィリーズのような強いチームと対戦した場合、投球がうまくいかなければ、毎回いいスイングをされることになる。あの(ターナーの)グランドスラムはそれほど強く打たれたとは思わなかったが、だからと言って良い投球でもなかった」と言及。「ミラーがこれまでやってきたことを考えると、少しショックを受けている」と失望感も口にした。

■右肩炎症から復帰後も調子上がらぬミラー

メジャー2年目のミラーはここまで1勝2敗で、防御率は8.07にはね上がっている。今季は開幕ローテ入りするも右肩の炎症で4月に離脱。6月19日(同20日)のロッキーズ戦で復帰を果たしたが、そこから調子が上がってこない。剛腕で鳴らすタイプだが、球速は98マイル(約157キロ)にも届かない状態が続いている。

ミラー本人も「球威が十分ではない」と認識。その上で「できることはすべて試している。肩には不安がないので、おそらくメカニクスの問題だと思う。色々な要素が絡んでいる。それを解明しようとしている」と話し、炎症の影響は否定した。

この日、今季8勝を挙げているタイラー・グラスノー投手が負傷者リスト(IL)入り。そのため、現時点で健康な先発投手はギャビン・ストーン、ジェームズ・パクストン、ランドン・ナック、新人ジャスティン・ウロブレスキー、そしてミラーの5人だけとなってしまった。

指揮官は「試合に勝ち、勝ち続けるには先発投手がカギとなる。それは事実だ。その点で、我々は明らかに安定感を欠いている」と投壊状態(最近10試合で75失点)を嘆いた。

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米メディア『ジ・アスレチック』は、「当初、ドジャースがこの夏、投手陣を買い物リストに加えると予想した人はほとんどいなかった。しかし、今や彼らは野球界で最も投手を必要としているチームの1つになってしまった」と指摘。30日に迎えるトレードデッドラインを前に、投手陣の補強は必須とした。

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